白息姫 歌詞 放課後ホタル ふりがな付

日課にっかみたいなメッセージ
通かよいの道みちで 通かよわぬ指ゆびで
月冴つきさえゆる薄明はくめい
君きみを探さがしていた
(息いきを切きらしてさ)

光ひかりの種たねは街まちに連つらなって
潜ひそんでいるんだから
僕ぼくらはそれを結むすぶだけ
(Tie up & turn up, then light up)

冬ふゆが始はじまるなら今いまだ
雪ゆきで飾かざるならこのタイミングだ
白息しらいきなんて見みえないくらいに
ほら近ちかくに
寂さびれた街路樹がいろじゅの隙間すきまで
そっと編あみ込こんだ毛糸けいとみたいに
重かさねた指ゆびに温ぬくもり

触ふれたはずのメッセージ
朝あさが来くるまで 届とどかぬままで
指先ゆびさきの発明はつめい
夜よるを照てらしてた
(僕ぼくを焦じらしてた)

悴かじかんだ時ときを溶とかすような
白息しらいきで僕ぼくの手ても
きっと溶とけだしてしまうから
(Tie up & turn up, then light up)

冬ふゆが始はじまるなら今いまだ
身みを寄よせあったこのタイミングだ
白息しらいきなんて見みえないくらいに
ほら近ちかくに
解わかれたマフラーの隙間すきまに
すっと滑すべり込こんだ君きみの匂においが
できるだけ続つづきますように

溶とけない魔法まほうを
今いまのうちにかけて
温ぬくもりを閉とじ込こめるよ

恋こいが始はじまるなら今いまだ
他ほかでもなくそう
このタイミングだ

冬ふゆが始はじまるなら今いまだ
雪ゆきで飾かざるならこのタイミングだ
白息しらいきなんて見みえないくらいに
ほら近ちかくで
22cmの隙間すきまが
重かさねて編あんだ毛糸けいとのように
ほんの少すこしだけ暖あたたかい

粉雪こなゆき 白息しらいき Ah