愛を歌えればいい 歌詞 きのぽっぽ ふりがな付

恋こいすることは簡単かんたんさ
だって人ひとは勝手かってに誰だれかを好すきになるから
愛あいすることが難むずかしいのは
誰だれかを嫌きらいになることがとても切せつないから

カフェオレのミルク抜ぬき
頼たのんじゃうくらいは物好ものずき
大事だいじなことは後回あとまわし
考かんがえることが苦手にがてらしい
本当ほんとうのことは言いわない主義しゅぎ
嘘うそっぽいあくびも得意とくいだし
マイナス思考しこうな僕ぼくだけに
離はなれてくれない疑心暗鬼ぎしんあんき

それでも君きみがいてくれるなら
溺おぼれていくだけの今日きょうを愛あいせばいい
僕ぼくの心臓しんぞうで君きみを動うごかして
僕ぼくは君きみのすべてになって
毎日まいにちというくだらない日常にちじょうを
僕ぼくは歌うたうよ

恋こいすることは簡単かんたんさ
だって人ひとは勝手かってに誰だれかを好すきになるから
愛あいすることが難むずかしいのは
誰だれかを嫌きらいになることがとても切せつないから

初はじめて話はなしたのはいつだろう
二人ふたりで食くい違ちがうエピソード
この物語ものがたりの作者さくしゃは一人ひとりじゃないみたいだ
奇跡きせきとか 運命うんめいとか
赤あかい糸いとで繋つながっているとか
そんなんじゃなくてもいいから
いま 背中せなかを合あわせていたい

「心こころの中なかには入はいらないで」
「この恋こいを吊つってはいけないのです」
「あの愛あいがケガをしてしまいます」
「なんちゃら区くからのお願ねがい」
君きみが耳みみに二ふたつぶら下さげる
僕ぼくを遠とおざける謳うたい文句もんく
それって本当ほんとう？本音ほんね？本気ほんき？本物ほんものの本心ほんしん？
僕ぼくは感かんじたままに筆ふでを走はしらせる
誰だれかの想おもい 命果いのちはてゆく
世界せかいで君きみと出会であえたことを
奇跡きせきと呼よべる日ひが来くるから
君きみが心臓しんぞうで 僕ぼくを動うごかした
勘違かんちがいが繋つなぐ愛いとおしい日々ひびを
僕ぼくは歌うたうよ

恋こいすることは簡単かんたんさ
だって人ひとは勝手かってに誰だれかを好すきになるから
愛あいすることが難むずかしいのは
誰だれかを嫌きらいになることがとても切せつないから
誰だれかを嫌きらいになれない僕ぼくら

君きみは君きみらしく生いきていればいい
僕ぼくは僕ぼくらしく愛あいを歌うたえればいい
君きみが君きみらしく笑わらっていてくれたら
僕ぼくは僕ぼくらしく愛あいを歌うたえればいい

僕ぼくは君きみだけに愛あいを歌うたえればいい