誰だれもいなくなった この地球ちきゅうの上うえで
ただあなたと二人ふたり 生いきてみたいな
粗末そまつな小屋こや建たてて 野原のはらに麦むぎをまき
羊ひつじの毛けを編あんで 着きせてあげるの
うれしいその時ときは 笑わらいころげ 叫さけび
悲かなしみには胸むねが 裂さけるほど泣なき
生うまれた子供こどもには あなたの名なをつけて
ある日森ひもりの果はてに 旅立たびだたせるの
あなたと年老としおいて あなたと共ともに死しに
腕うでをからめたまま 土つちに還かえる
誰dareもいなくなったmoinakunatta このkono地球chikyuuのno上ueでde
ただあなたとtadaanatato二人futari 生iきてみたいなkitemitaina
粗末somatsuなna小屋koya建taててtete 野原noharaにni麦mugiをまきwomaki
羊hitsujiのno毛keをwo編aんでnde 着kiせてあげるのseteageruno
うれしいそのureshiisono時tokiはha 笑waraいころげikoroge 叫sakeびbi
悲kanaしみにはshiminiha胸muneがga 裂saけるほどkeruhodo泣naきki
生uまれたmareta子供kodomoにはniha あなたのanatano名naをつけてwotsukete
あるaru日森himoriのno果haてにteni 旅立tabidaたせるのtaseruno
あなたとanatato年老toshioいてite あなたとanatato共tomoにni死shiにni
腕udeをからめたままwokarametamama 土tsuchiにni還kaeるru