望郷五木くずし 歌詞 みうら晶朗 ふりがな付

故郷こきょうは どんなに どんなに 遠とおくても
いつもこころの 中なかにある
夕焼ゆうやけ ネムの木き 母かあさんの
背中せなかが恋こいしい 子守こもり唄うた
おどま 盆ぼんぎり 盆ぼんぎり
盆ぼんから先さきゃ おらんど
盆ぼんが早はよ来くりゃ 早はよ戻もどる

故郷こきょうに 残のこった いとしい あの人ひとは
今いまじゃやさしい 人ひとといる
たまには 電話でんわを くれるけど
訛なまりも似にている 父とうさんに
つらい 恋こいして
夢ゆめから 醒さめりゃよ
もっと他人たにんに なるばかり

故郷こきょうは 涙なみだの 涙なみだの 隠かくし場ば処しょ
何度なんど埋うずめに 来きたことか
まぶたを 閉とじれば 泣なけそうに
想おもい出ではるかな 山やまの果はて
花はなはなんの花はな ツンツン椿つばき
水みずは天てんから もらい水みず