夕暮ゆうぐれになればいつも想おもい出だす
川沿かわぞいのあの華はなやいだ町まち
老おいぼれた親父おやじの固かたくてざらついた手ての温ぬくもりよ
あれからいくつもの月日つきひが流ながれ
待まちわびていた春はるは繰くり返かえす
もう一度いちど桜さくら散ちる夕暮ゆうぐれを見みたいと口くちぐせだったね
大嫌だいきらいだった弱よわい親父おやじが
今更いまさら心こころにせつなく よみがえる
十七じゅうしちの夏なつに家いえを飛とび出だした
覚おぼえているのは小ちいさな背中せなか
最後さいごまで無口むくちで頼たよりない親父おやじがくやしかったけど
失うしなってからやっとわかった
比くらべることなど出来できない優やさしさが
大嫌だいきらいだった弱よわい親父おやじが
俺おれの心こころに ああ よみがえる
失うしなってからやっとわかった
比くらべることなど出来できない優やさしさが
夕暮ゆうぐれのあの川沿かわぞいの道みちを
俺おれは一人ひとりで歩あるいてゆくよ
本当ほんとうの優やさしさを わかってやれたのに
本当ほんとうの優やさしさを かけがえのないこの愛あいを
夕暮yuuguれになればいつもreninarebaitsumo想omoいi出daすsu
川沿kawazoいのあのinoano華hanaやいだyaida町machi
老oいぼれたiboreta親父oyajiのno固kataくてざらついたkutezaratsuita手teのno温nukuもりよmoriyo
あれからいくつものarekaraikutsumono月日tsukihiがga流nagaれre
待maちわびていたchiwabiteita春haruはha繰kuりri返kaeすsu
もうmou一度ichido桜sakura散chiるru夕暮yuuguれをrewo見miたいとtaito口kuchiぐせだったねgusedattane
大嫌daikiraいだったidatta弱yowaいi親父oyajiがga
今更imasara心kokoroにせつなくnisetsunaku よみがえるyomigaeru
十七juushichiのno夏natsuにni家ieをwo飛toびbi出daしたshita
覚oboえているのはeteirunoha小chiiさなsana背中senaka
最後saigoまでmade無口mukuchiでde頼tayoりないrinai親父oyajiがくやしかったけどgakuyashikattakedo
失ushinaってからやっとわかったttekarayattowakatta
比kuraべることなどberukotonado出来dekiないnai優yasaしさがshisaga
大嫌daikiraいだったidatta弱yowaいi親父oyajiがga
俺oreのno心kokoroにni ああaa よみがえるyomigaeru
失ushinaってからやっとわかったttekarayattowakatta
比kuraべることなどberukotonado出来dekiないnai優yasaしさがshisaga
夕暮yuuguれのあのrenoano川沿kawazoいのino道michiをwo
俺oreはha一人hitoriでde歩aruいてゆくよiteyukuyo
本当hontouのno優yasaしさをshisawo わかってやれたのにwakatteyaretanoni
本当hontouのno優yasaしさをshisawo かけがえのないこのkakegaenonaikono愛aiをwo