まっしろ 歌詞 ビッケブランカ 日本テレビ系ドラマ『獣になれない私たち』挿入歌 ふりがな付

誰だれにも見みつからない
街まちの灯ひも灯ともらない
交差こうさするクレーンを一人ひとり見上みあげた
今いまは叶かなわないことばかりのまま
ただあるいていこう

冷つめたさが吹ふいてきた 悲かなしみがこみあげてきた
降ふり積つもったすべてよ 時間ときを超こえてよ
そして今いままでなんてなかったように
はじめていこう
別べつに言いうことなんてない
言いってもいいことなんてない
人知ひとしれず黙だんまり方かたを覚おぼえた
いつか変かわらない日々ひびを穿うがつような
鐘かねが鳴なるはず

粉雪こなゆきが降ふってきた 可笑おかしさがこみあげてきた
最高さいこうな夜よるだね 泣なけてくるから
運命うんめいに膝ひざまで濡ぬらさないように
はしっていこう

この世よに一ひとつの鐘かねの音ねよ

冷つめたさが吹ふいてきた 悲かなしみがこみあげてきた
降ふり積つもったすべてよ 時間じかんを超こえてよ
そして今いままで全部ぜんぶなかったように

気きづいたら 少すこし涙なみだ
もう一度いちど帰かえれたとしたなら
全すべてに変かえても守まもりたいものを
決けっして手放てばなさないように
はしっていこう