よみ:ほろぐらむ
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焼やけるような夏なつの陽ひを風かぜが攫さらい始はじめる頃ころ
輪郭りんかくを映うつし出だす滲にじむ光ひかりの波なみ
逆さからうことを許ゆるさない運命うんめいの流ながれに
儚はかなく、だけど確信かくしんめいた笑顔えがお
怯おびえまで捨すてたなら 無力むりょくに翻弄ほんろうされずに
その手てを掴つかんだまま 連つれて行いけたのだろうか
触ふれたら千切ちぎれてしまうほど 細ほそい糸いと見みつめて
壊こわしてしまうより手放てばなす事ことを決きめた遠とおい日ひ
未まだ知しらぬ明日あすへ身体からだを投なげ出だすたびに
狂くるいそうな孤独こどくが肌はだを突つき刺さすけれど
網膜もうまくに残のこる微かすかな記憶きおくの影かげ
目めを凝こらして言いい足たりていない思おもいを綴つづる
縋すがるように寄より添そった 震ふるえは消きえなかった
失うしなう前まえに捨すて去さった 幻まぼろしの感情かんじょう
瞬またたいてすぐに消きえる淡あわい残像ざんぞうは
時ときを経へても褪あせないまま夢ゆめに宿やどる
たどり着つく先さきにたとえ君きみがいなくても
あの日ひそっと言いいかけて止とめた思おもいを綴つづる
結晶けっしょうが吹ふき抜ぬける風かぜに凍こごえ始はじめる頃ころ
輪郭りんかくを映うつし出だす滲にじむ光ひかりの波なみ
輪郭りんかくを映うつし出だす滲にじむ光ひかりの波なみ
逆さからうことを許ゆるさない運命うんめいの流ながれに
儚はかなく、だけど確信かくしんめいた笑顔えがお
怯おびえまで捨すてたなら 無力むりょくに翻弄ほんろうされずに
その手てを掴つかんだまま 連つれて行いけたのだろうか
触ふれたら千切ちぎれてしまうほど 細ほそい糸いと見みつめて
壊こわしてしまうより手放てばなす事ことを決きめた遠とおい日ひ
未まだ知しらぬ明日あすへ身体からだを投なげ出だすたびに
狂くるいそうな孤独こどくが肌はだを突つき刺さすけれど
網膜もうまくに残のこる微かすかな記憶きおくの影かげ
目めを凝こらして言いい足たりていない思おもいを綴つづる
縋すがるように寄より添そった 震ふるえは消きえなかった
失うしなう前まえに捨すて去さった 幻まぼろしの感情かんじょう
瞬またたいてすぐに消きえる淡あわい残像ざんぞうは
時ときを経へても褪あせないまま夢ゆめに宿やどる
たどり着つく先さきにたとえ君きみがいなくても
あの日ひそっと言いいかけて止とめた思おもいを綴つづる
結晶けっしょうが吹ふき抜ぬける風かぜに凍こごえ始はじめる頃ころ
輪郭りんかくを映うつし出だす滲にじむ光ひかりの波なみ