見上みあげるは 大木たいぼく
空そらを/いつも
上うえを/共ともに
先さきを目指めざし/隣となりで
伸のばしてきた枝えだ/生いきてきた
生おい茂しげる葉は/生いきていく
同おなじ景色けしきを目めに焼やき付つけて
同おなじ痛いたみを分わけ合あって
同おなじ景色けしき
同おなじ痛いたみ
同おなじ風かぜに吹ふかれよう
同おなじ風かぜに吹ふかれよう
狙ねらわれた 大木たいぼく
冬ふゆの前まえに根元ねもと刈かられ
伸のばしてきた枝えだで
枯かれていく葉は
季節きせつは移うつる
葉はは紅あかく染そまり
地ちは朱あかく染そまる
すぐそこに
すぐそこに
果はてる終焉ときは
迫せまりくる…
どれだけ 深ふかく深ふかく
根ねを張はっても
いつかは訪おとずれる
尽つきる日ひが
どれだけ 永ながく永ながく
連つれ添そっても
いつかは訪おとずれる
最期さいごの日ひが
訪おとずれる 倒たおれる終焉とき/共ともに戦たたかってきた
聞きこえるか? 次つぎの時代じだいの足音あしおと/時代じだいは今いま移うつる
訪おとずれる 別わかれの終焉とき/あなたと過すごしてきた
避さけられぬ隔世かくせいの感かん/時代じだいは今いま移うつる
終おわりの音おとがする
倒たおれる終焉とき
見上miaげるはgeruha 大木taiboku
空soraをwo/いつもitsumo
上ueをwo/共tomoにni
先sakiをwo目指mezaしshi/隣tonariでde
伸noばしてきたbashitekita枝eda/生iきてきたkitekita
生oいi茂shigeるru葉ha/生iきていくkiteiku
同onaじji景色keshikiをwo目meにni焼yaきki付tsuけてkete
同onaじji痛itaみをmiwo分waけke合aってtte
同onaじji景色keshiki
同onaじji痛itaみmi
同onaじji風kazeにni吹fuかれようkareyou
同onaじji風kazeにni吹fuかれようkareyou
狙neraわれたwareta 大木taiboku
冬fuyuのno前maeにni根元nemoto刈kaられrare
伸noばしてきたbashitekita枝edaでde
枯kaれていくreteiku葉ha
季節kisetsuはha移utsuるru
葉haはha紅akaくku染soまりmari
地chiはha朱akaくku染soまるmaru
すぐそこにsugusokoni
すぐそこにsugusokoni
果haてるteru終焉tokiはha
迫semaりくるrikuru…
どれだけdoredake 深fukaくku深fukaくku
根neをwo張haってもttemo
いつかはitsukaha訪otozuれるreru
尽tsuきるkiru日hiがga
どれだけdoredake 永nagaくku永nagaくku
連tsuれre添soってもttemo
いつかはitsukaha訪otozuれるreru
最期saigoのno日hiがga
訪otozuれるreru 倒taoれるreru終焉toki/共tomoにni戦tatakaってきたttekita
聞kiこえるかkoeruka? 次tsugiのno時代jidaiのno足音ashioto/時代jidaiはha今ima移utsuるru
訪otozuれるreru 別wakaれのreno終焉toki/あなたとanatato過suごしてきたgoshitekita
避saけられぬkerarenu隔世kakuseiのno感kan/時代jidaiはha今ima移utsuるru
終oわりのwarino音otoがするgasuru
倒taoれるreru終焉toki