泉鏡花原作「天守物語」より『富姫』 歌詞 城山みつき ふりがな付

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よみ:いずみきょうかげんさく「てんしゅものがたり」より『とみひめ』

泉鏡花原作「天守物語」より『富姫』 歌詞

城山みつき

2019.1.16 リリース
作詞
北爪葵
作曲
中西雄一
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そのむかし姫路城ひめじじょう天守てんしゅ最上階さいじょうかいとみひめといううつくしいものがみ、おそれられていました。
そこへやってくるわか鷹匠たかじょう図書之ずしょのすけとの物語ものがたり

姫路ひめじ天守てんしゅ五重ごじゅうには
下界げかいひとけがれはらぬ
わたし可愛かわいかめひめ
殿との白鷹しらたか あげましょう
真白ましろ真白ましろ真白ましろはね
みちびかれるは 図書之ずしょのすけ

片割月かたわれづきえぬよるかぶはひとり、ひとかげ
たれ…」「殿とのおおせで、もどらぬたかさがしにまいりました」
「ここは人間にんげんところではない。いのちしゅうないのか」
すでたかのがしたつみ切腹せっぷくおおせつかったおおせのまま、いのちをもさしします」
きよこころはなし、かれ二人ふたり
「おいさましい、凛々りりしいおかた。おきたい」
姫川ひめかわ図書之ずしょのすけもうします」
わたしたとなればすくわれるのか?記念しるしにこの武田家たけだけ代々だいだい秘蔵ひぞうするかぶとかえりなさい」

かぶとぬすんだ 罪人ざいにん
図書ずしょさまわれ かくまう天守てんしゅ
霊力れいりょくみなぎる 獅子しし
追手おってかたなきずつける
えない えない えない貴方あなた
やみにさまよう 天守閣てんしゅかく

獅子頭ししがしら霊力れいりょくまもられていたものたちは、えなくなりました。
姫君ひめぎみ、どこにおいでなさいます。わたしえません」
図書ずしょさまわたしが…えなくなっては、また追手おってるとたすけられない。堪忍かんにんしてくださいまし」
「くやみません!姫君ひめぎみ、あなたのおけてください」
「ええ、そのかわりわたしきてはおりません。ただ貴方あなたのおかおたい、ただ一目ひとめ
千歳ちとせ百歳ももとせにただ一度いちど、たった一度いちどこいだのに」

名工めいこう桃六とうろく あらわれて
獅子ししなお二人ふたりすく
あなまなし そのおく
つきひかりえました
いとしい いとしい いとしいひと
こころ白鷺はくろじょう

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曲名:泉鏡花原作「天守物語」より『富姫』 歌手:城山みつき