病床びょうしょうにて通とおり過すぐ
人々ひとびとを眺ながめてる
妄想もうそう、苦悩くのう、希望きぼうが
皮膚ひふを纏まとってる
あなたが選えらんだって選えらんでくれないなんて
わかってたんでしょう?
「もう帰かえろうよ」ってあなたを掴つかんだ手て
振ふりほどいてあなたは笑わらう
「笑わらって手てを叩たたいて転ころげまわるほど幸しあわせ
いつかそんな日々ひびが私わたしたちにもやって来くる筈はずさ」
警告灯けいこくとうがまわる
正ただしさを振ふりかざす
感性かんせい乏とぼしい人間にんげん
呆あきれてしまうな
あなたが救すくったって救すくってくれやしないって
わかっていたんでしょう
一生いっしょうに一回いっかいだって良いい心こころゆくまで
踊おどってみたいでも多分たぶん、無理むり
きっと大丈夫だいじょうぶさ
椅子いすで眠ねむるあなたが
いなくても悪わるくない
一回いっかいきりで終おわってくれるなら
「もう、昔むかしみたいに遊あそんでくれなくなったの?」
「ねえ、前まえみたいに話はなしてくれなくなったの?」
「ねえ、ユートピア
いつかそんな場所ばしょが
私わたしのことを待まってくれてる
いつかそんな日々ひびがほら
いつかそんな場所ばしょがほら」
病床byousyouにてnite通tooりri過suぐgu
人々hitobitoをwo眺nagaめてるmeteru
妄想mousou、苦悩kunou、希望kibouがga
皮膚hifuをwo纏matoってるtteru
あなたがanataga選eraんだってndatte選eraんでくれないなんてndekurenainante
わかってたんでしょうwakattetandesyou?
「もうmou帰kaeろうよrouyo」ってあなたをtteanatawo掴tsukaんだnda手te
振fuりほどいてあなたはrihodoiteanataha笑waraうu
「笑waraってtte手teをwo叩tataいてite転koroげまわるほどgemawaruhodo幸shiawaせse
いつかそんなitsukasonna日々hibiがga私watashiたちにもやってtachinimoyatte来kuるru筈hazuさsa」
警告灯keikokutouがまわるgamawaru
正tadaしさをshisawo振fuりかざすrikazasu
感性kansei乏toboしいshii人間ningen
呆akiれてしまうなreteshimauna
あなたがanataga救sukuったってttatte救sukuってくれやしないってttekureyashinaitte
わかっていたんでしょうwakatteitandesyou
一生issyouにni一回ikkaiだってdatte良iいi心kokoroゆくまでyukumade
踊odoってみたいでもttemitaidemo多分tabun、無理muri
きっとkitto大丈夫daijoubuさsa
椅子isuでde眠nemuるあなたがruanataga
いなくてもinakutemo悪waruくないkunai
一回ikkaiきりでkiride終oわってくれるならwattekurerunara
「もうmou、昔mukashiみたいにmitaini遊asoんでくれなくなったのndekurenakunattano?」
「ねえnee、前maeみたいにmitaini話hanaしてくれなくなったのshitekurenakunattano?」
「ねえnee、ユyuートピアtopia
いつかそんなitsukasonna場所basyoがga
私watashiのことをnokotowo待maってくれてるttekureteru
いつかそんなitsukasonna日々hibiがほらgahora
いつかそんなitsukasonna場所basyoがほらgahora」