火炎 歌詞 The Brow Beat ふりがな付

悲かなしむ暇ひまもなく
届とどく 別わかれの 赤あかい紙かみ
誘いざなう 蒸むし暑あつい午後ごごの空蝉うつせみ

はらりはらり消きえてく夢ゆめ
散ちる葉桜はざくらあなた重かさねて

凍こごえるほど止とまる心こころ嘘うそだと言いって

明日あしたを討うつ宿命しゅくめいを背負せおって
夏なつを待またず花火はなびの号令ごうれい
日ひの出いずる所ところから彼方かなたへ
時代じだいの流ながれに流ながされる事勿ことなかれ

いざ飛とび込こめ

今更いまさら遅おそすぎる
後悔こうかいの涙なみだに溺おぼれる
どうか私わたしのことはもう忘わすれて

ふわりふわり綿毛わたげの様ように
このままどこか逃にげ出だせるなら

あなただけが側そばにいれば何なにも要いらない

赤あかく染そまる瞳ひとみ閉とじるまで
震ふるえる手ては命いのちの声こえ
砕くだけ散ちる絡繰からくりは永久えいきゅう
恐怖きょうふと別わかれに躊躇ためらうこと勿なかれ

いざ飛とび込こめ

聞きこえる鼓動こどうの棘とげ 地平線ちへいせんの先さき 今いま 進すすめ
片道かたみちの汽車きしゃに乗のって

あなただけが忘わすれぬなら何なにも要いらない

明日あしたを討うつ宿命しゅくめいは神風かみかぜ
夏なつを待またず花火はなびの号令ごうれい
日ひの出いずる所ところから彼方かなたへ 彼方かなたへ 彼方かなたへ

今いま迷まよって ただ迷まよって ただ迷まよって 掠かすめる

日ひの出いずる所ところから彼方かなたへ
時代じだいの流ながれに流ながされる事勿ことなかれ
また会あいましょう
いざ飛とび込こめ