picture frame 歌詞 土岐麻子 ふりがな付

一人ひとり 暮くらした
日々ひびはいとしい
美うつくしいものと
おいしいもの
近ちかくに住すむ 仲間なかま達たちと

若わかかった頃ころ
恋こいはときどき
美うつくしいものや
大事だいじなもの
引ひき換かえにして
見失みうしなった

探さがしていたのは
心こころのパズルの
欠かけたピースなんかじゃなくて
すべてをふちどる
フレームだったと
きみに出会であって やっと気付きづいた

どんな私わたしも きみは 包つつんで
晴はれわたった日ひも
曇くもる日ひも
きみと描えがく一枚いちまいの絵え

遠とおく 離はなれた
家族かぞくとのように
笑わらい合あう時間じかん
あたたかく
私わたしらしさ 思おもい出だした

二人ふたり 自然しぜんに
向むかい合あってた
テーブル囲かこんで
おいしいもの
同おなじ言葉ことば
分わかち合あった

探さがしていたのは
心こころのパズルの
欠かけたピースなんかじゃなくて
すべてをふちどる
フレームだったと
きみに出会であって やっと気付きづいた

どんなきみでも 包つつみ込こみたい
澄すみ切きった今日きょうの
この時ときを
描えがき足たしてく
一枚いちまいの絵え

きみと描えがく一枚いちまいの絵え