君が眠る季節に 歌詞 NEVERLAND ふりがな付

約束やくそくの時間じかん 夜空よぞらに打うち上あがる花火はなび
鳴なり続つづける電話でんわ
嫌いやな胸騒むなさわぎ 貴方あなたはまだ来こない

赤あかく鳴なり響ひびくサイレン
駆かけ寄より崩くずれ落おちる

最愛さいあいを刺さしたナイフは
心こころも切きり裂さいたまま
針はりと糸いとでは縫ぬい合あわせない
この痛いたみはまた明日あしたも続つづくのだろう

季節きせつが過すぎて白しろく染そまる窓まどの外そと
枯かれ果はてた涙なみだ
今日きょうも貴方あなたの帰かえりを待まち続つづける

二度にどと戻もどることのない二人ふたりの幸しあわせな日々ひび

手てを握にぎり見上みあげる花火はなび
隣となりで微笑ほほえむ貴方あなた
温ぬくもりも感触かんしょくもない残酷ざんこく過すぎる現実げんじつ

耐たえ切きれない痛いたみが
真面まともなはずの理性りせいを壊こわしてゆく
「貴方あなたの命いのちまで強つよく生いきていく」なんて
私わたしには出来できなかった
陽ひが堕おちた空そらに風かぜ舞まう夜桜よざくら
季節外きせつはずれの花火はなびが散ちりゆく……