僕ぼくから君きみに贈おくる最後さいごに書かいた手紙てがみ
本当ほんとうは声こえに出だした言葉ことばで伝つたえたかった
冷つめたい風かぜ、枯かれた緑みどり
日ひが落おちてゆく街並まちなみの移うつり行ゆく情景じょうけいが
何故なぜか切せつなくて
ため息いき零こぼしてた僕ぼくに名前なまえも知しらない君きみが
声こえをかけ手てをひいて歩あるき出だす
星ほしの階段かいだんのぼり見下みおろしたその先さきには
幾いく千せんもの街まち灯あかりが二人ふたりを包つつみ込こんだ
今いままで見みた事ことのない景色けしきを見みせてくれた
無邪気むじゃきに笑わらう君きみの横顔よこがおに
惹ひかれていたんだ
胸むね躍おどるこの瞬間しゅんかんが
「さよなら」を忘わすれさせた
いつまでも君きみがいるこの世界せかいにいたいよ‥‥いたいよ‥‥そばに
繋つなぐ指ゆびがほどけて思おもわず涙なみだ溢あふれた
短みじかすぎる最後さいごの恋こい
「ずっと消きえないでいて」
僕ぼくから君きみに贈おくる最後さいごに書かいた手紙てがみ
本当ほんとうは声こえに出だした言葉ことばで伝つたえたかった
君きみの瞳ひとみに届とどく頃ころに
もう、僕ぼくはいないのかな
いつまでも君きみがいるこの世界せかいにいたいよ‥‥あなたが好すきです。
さよなら。
僕bokuからkara君kimiにni贈okuるru最後saigoにni書kaいたita手紙tegami
本当hontouはha声koeにni出daしたshita言葉kotobaでde伝tsutaえたかったetakatta
冷tsumeたいtai風kaze、枯kaれたreta緑midori
日hiがga落oちてゆくchiteyuku街並machinaみのmino移utsuりri行yuくku情景joukeiがga
何故nazeかka切setsuなくてnakute
ためtame息iki零koboしてたshiteta僕bokuにni名前namaeもmo知shiらないranai君kimiがga
声koeをかけwokake手teをひいてwohiite歩aruきki出daすsu
星hoshiのno階段kaidanのぼりnobori見下mioろしたそのroshitasono先sakiにはniha
幾iku千senものmono街machi灯akaりがriga二人futariをwo包tsutsuみmi込koんだnda
今imaまでmade見miたta事kotoのないnonai景色keshikiをwo見miせてくれたsetekureta
無邪気mujakiにni笑waraうu君kimiのno横顔yokogaoにni
惹hiかれていたんだkareteitanda
胸mune躍odoるこのrukono瞬間syunkanがga
「さよならsayonara」をwo忘wasuれさせたresaseta
いつまでもitsumademo君kimiがいるこのgairukono世界sekaiにいたいよniitaiyo‥‥いたいよitaiyo‥‥そばにsobani
繋tsunaぐgu指yubiがほどけてgahodokete思omoわずwazu涙namida溢afuれたreta
短mijikaすぎるsugiru最後saigoのno恋koi
「ずっとzutto消kiえないでいてenaideite」
僕bokuからkara君kimiにni贈okuるru最後saigoにni書kaいたita手紙tegami
本当hontouはha声koeにni出daしたshita言葉kotobaでde伝tsutaえたかったetakatta
君kimiのno瞳hitomiにni届todoくku頃koroにni
もうmou、僕bokuはいないのかなhainainokana
いつまでもitsumademo君kimiがいるこのgairukono世界sekaiにいたいよniitaiyo‥‥あなたがanataga好suきですkidesu。
さよならsayonara。