また僕はうなずく 歌詞 SURFACE ふりがな付

単純たんじゅん明快めいかいなほど君きみが好すきさ
雲くも一ひとつ無ない空そらのようにね
伝つたえればきっと儚はかなく散ちる
桜さくらのよう いやそんな綺麗きれいじゃないな

君きみと出会であった時とき もう誰だれかのモノと
知しっていて尚なお惹ひかれた僕ぼくが悪わるい
この淡あわい想おもいは もうちょっと消きえそうもない
そう 君きみは何なにも知しらない

男女だんじょの友情ゆうじょうって ホントにあるんだね
君きみはそう言いって笑わらってみせた
僕ぼくはうなずいて 嘘うそを一ひとつ重かさね
出来できる限かぎりの平静へいせい装よそおう
嬉うれしそうにさ 彼かれの話はなしを
してる君きみの幸しあわせを
何処どこかで妬ねたみ また僕ぼくはうなずく

千載一遇せんざいいちぐうはその後あと直すぐ
今いまにも降ふり出だしそうな日ひで
彼かれの悪わるい噂うわさを聞きいたとかで
遠慮えんりょなく 僕ぼくを呼よび出だしたんだ

泣なき腫はらした目めで 僕ぼくを待まってた君きみを
何なにも言いわず抱だきしめたんだけれども
やめときゃいいのに 彼かれを信しんじろと
嗚呼ああ 僕ぼくは何なにを言いってんだ

有難ありがとうなんてさ 言いわれたかったの?
自分じぶんを問といただして殴なぐってやりたい
涙なみだでぐちゃぐちゃ だけど笑わらっている
感情かんじょうが忙せわしない君きみが愛いとしい
僕ぼくが彼かれなら 悲かなしい時ときじゃなく
泣なかせるのは嬉うれし涙なみだだ
何処どこかで憎にくみ また僕ぼくはうなずく

条件じょうけんが同おなじならば 僕ぼくにもチャンスはあったのかな
出会であった順序じゅんじょだけで 全すべてが決きまっただけなんだと
自分じぶんに言いい聞きかせて 自分じぶんを偽いつわって 自分じぶんを慰なぐさめて
これで いいんだ

男女だんじょの友情ゆうじょうって ホントにあるんだね
君きみはそう言いって笑わらってみせた
僕ぼくはうなずいて 嘘うそを一ひとつ重かさね
出来できる限かぎりの平静へいせい装よそおう
子供こどもが出来できたら 誰だれより先さきに
会あいに来きてなんて笑わらうなよ
何処どこかで恨うらみ また僕ぼくはうなずく
何処どこかで願ねがい また僕ぼくはうなずく