闇色アリス 歌詞 鹿乃 ふりがな付

冷つめたい雨音あまおと
窓まどの外そと響ひびく夜よるは一人ひとりが怖こわい
離はなれないように
君きみを抱だきしめる 強つよく

だから時計とけいの針はり
天てんを仰あおいでも
目めを逸そらさないで
ただ私わたしを見みて

優やさしさなんて偽いつわりでいい
夜よるが明あけるその時ときまで
嘘うそをつき通とおして
刹那せつなの時ときに溺おぼれる様ように
君きみを感かんじさせていて 今いまだけは...

すべてに等ひとしく
終おわりは訪おとずれるけど そんなことは
涙なみだになるから
考かんがえることをやめた

二人ふたり闇やみの中なか
身体からだを溶とかして
もっと深ふかくへ
ただ堕おちて行いこう

映うつし出だされる悲劇ひげきのアリス
罪つみの色いろで飾かざり付つけた
愛あいで縛しばり付つけて
忘わすれぬ様ように失なくさぬ様ように
そっと何度なんどもつぶやく 君きみの名なを...

止やまない雨あめは
すべてを流ながしてくれるでしょうか

優やさしさなんて偽いつわりでいい
夜よるが明あけるその時ときまで
嘘うそをつき通とおして
刹那せつなの時ときに溺おぼれる様ように
君きみを感かんじさせていて 今いまだけは...