水仙 歌詞 空音 ふりがな付

君きみとのキスは真夜中まよなかの味あじがする
上手うまく表現ひょうげん 出来できない味あじがする
Fake love が存在そんざいする街角まちかどで
季節きせつを売うる仕事しごとの彼女かのじょが言いう
「後あと 幾いくら稼かせげば幸しあわせかな」
野良猫のらねこの会釈えしゃく やがて春はるを待まつ
「貴方あなたが居いれば 寒さむくもないわ」
嗄かれ声ごえの喘あえぎ 水仙すいせんが咲さく

仄ほのかに香かおる柔軟じゅうなん剤ざいと
腐くさる愛あいの収穫しゅうかく祭さいを (待まってる 待まってる)
街まちが君きみを忘わすれたとしても
ベッド残のこる香かおり 埃ほこりが部屋へやを (舞まってる 舞まってる)
たった 3秒びょう前まえの涙なみだを逆ぎゃく再生さいせい
君きみの心臓しんぞうに咲さく水仙すいせん
積つもり山やまとなる あの言葉ことば
「好すき」より増ふえた「最低さいてい」

心臓しんぞうに咲さく 水仙すいせん 燃もゆる夜よるに
今いま 貴方あなたが居いない夜よるに
慣なれてきた 自分じぶんが怖こわいよ
枯かれた水仙すいせんは手紙てがみに添そえるよ ねぇまた
この街まちで 二人ふたり出逢であえば
この街まちで 出逢であわなければ
この街まちで 行方ゆくえを追おえば
この街まちに水仙すいせんが咲さけば

数多あまたある病やまいより
重おもく深ふかくて暗くらいのよ
貴方あなた 待まつ桜さくらの木きの
下したに叶かなわぬ恋こい模様もよう
いつだって僕ぼくら 身勝手みがってさ
罪つみないこんな夜よるを叱しかってさ
泣なきべそ 今日こんにちに至いたっては
この面つら下さげてもまだ I say love, love, love
ぶら下さがる上弦じょうげんの月つきから見みえる街明まちあかりには
胸騒むなさわぎを覚おぼえる程ほど 眩まばゆい愛あいの形かたち
誰一人だれひとり傷付きずつけずなんて
そんな表現ひょうげん 風呂場ふろばに置おき去ざりで
無なけなしの残高ざんだか 握にぎりしめて
改札かいさつ抜ぬけたとこさ ついさっきね

心臓しんぞうに咲さく 水仙すいせん 燃もゆる夜よるに
今いま 貴方あなたが居いない夜よるに
慣なれてきた 自分じぶんが怖こわいよ
枯かれた水仙すいせんは手紙てがみに添そえるよ ねぇまた
この街まちで 二人ふたり出逢であえば
この街まちで 出逢であわなければ
この街まちで 行方ゆくえを追おえば
この街まちに水仙すいせんが咲さけば

近所きんじょに咲さく 水仙すいせん 枯かれる夜よるに
今いま 貴方あなたが居いない夜よるに
慣なれてきた 自分じぶんも居いないよ
枯かれた水仙すいせんと手紙てがみ 机つくえの上うえのまま
この街まちで 二人ふたり出逢であえば
この街まちで 出逢であわなければ
この街まちで 行方ゆくえを追おえば
また街まちに水仙すいせんが咲さけば