月に手を伸ばせ 歌詞 eastern youth ふりがな付

出会であいの予感よかんは今日きょうも肩かたすかし
雨あめは降ふりそうで降ふらない
いつものように バスに乗のって

流ながされてゆく 枯かれ葉はのように
壊こわれた小舟こぶねのように
過すぎ去さってゆく街まちの明あかりが
窓辺まどべに影かげを差さす

この世界せかいに立たたさされて
力ちからの限かぎり手てを伸のばす
遠とおく叶かなわぬ夢ゆめにさえ
決けっして届とどかぬ月つきにさえ
この世界せかいに生うまれ落おちて
力ちからの限かぎり笑わらい泣なく
顧かえりみられることもなく
思おもい出だされることもなく

雨あめが降ふりそうで降ふらない帰かえり道みち
君きみに会あえそうで会あえない帰かえり道みち

閉とざされてゆく 日暮ひぐれのように
降ふり続つづく雪ゆきのように
見失みうしなってゆく明日あすの行方ゆくえに
わずかなマッチで小ちいさな火ひを灯ともす

この世界せかいに立たたされて
力ちからの限かぎり手てを伸のばす
遠とおく叶かなわぬ夢ゆめにさえ
決けっして届とどかぬ月つきにさえ
この世界せかいに生うまれ落おちて
力ちからの限かぎり笑わらい泣なく
顧かえりみられることもなく
思おもい出だされることもなく