ひかりの螺旋 歌詞 ROTH BART BARON ふりがな付

嘘うそで固かためた 明あかるい笑顔えがおで
僕ぼくをどうか 照てらさないで

血ちの繋つながりを超こえて 遺伝子いでんしの鎖くさりを切きって
重力じゅうりょくを無視むしして 螺旋らせんを抜ぬけ出だして
君きみが生うまれて初はじめて 聴きこえた足音あしおと
君きみが最初さいしょに 見みつけた ひかり

強つよがる君きみの 化ばけの皮かわを
かさぶたのように 剥はがしてもいい?

君きみの最初さいしょの呼吸こきゅう
君きみの最初さいしょの瞬まばたき
そこら中じゅうに舞まう
埃ほこりの粒子りゅうし

君きみが生うまれて初はじめて 掴つかんだ手てのひら
君きみが最初さいしょに 見みつけた ひかり

きっと君きみは特別とくべつで 誰だれよりも大切たいせつで
どこにでもいる ただの生いき物もので
瞬まばたきの間あいだに いなくなってしまう
誰だれもが特別とくべつ だった 記憶きおく

血ちの繋つながりを超こえて
遺伝子いでんしの鎖くさりを切きって
重力じゅうりょくを無視むしして
螺旋らせんを抜ぬけ出だして
君きみが生うまれて初はじめて 聴きこえたあしおと
君きみが最後さいごに見みつけた ひかり