夜よるに舟ふねを出だそう
手てですくえば水面みなもは騒さわぐよ
足たりない空そらにかかげて
変かわっていくのが 怖こわくてさみしい
風かぜが吹ふいたら 髪かみが揺ゆれたら
静しずかな夜よるに 言葉ことばがつかえて
暗闇くらやみの奥おくで 列車れっしゃが走はしり出だす
ああ すぐ古ふるくなるかな
ここからまたひとつを重かさねて
夜よるに舟ふねを出だせば
あと少すこしで軌道きどうは変かわるよ
君きみに 見みつからないよに
灯あかりをひとつ、ひとつと飾かざろう
夜yoruにni舟funeをwo出daそうsou
手teですくえばdesukueba水面minamoはha騒sawaぐよguyo
足taりないrinai空soraにかかげてnikakagete
変kaわっていくのがwatteikunoga 怖kowaくてさみしいkutesamishii
風kazeがga吹fuいたらitara 髪kamiがga揺yuれたらretara
静shizuかなkana夜yoruにni 言葉kotobaがつかえてgatsukaete
暗闇kurayamiのno奥okuでde 列車ressyaがga走hashiりri出daすsu
ああaa すぐsugu古furuくなるかなkunarukana
ここからまたひとつをkokokaramatahitotsuwo重kasaねてnete
夜yoruにni舟funeをwo出daせばseba
あとato少sukoしでshide軌道kidouはha変kaわるよwaruyo
君kimiにni 見miつからないよにtsukaranaiyoni
灯akaりをひとつriwohitotsu、ひとつとhitotsuto飾kazaろうrou