よみ:くれなゐ
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それぞれの正ただしさを振ふり翳かざすように
人ひとは群むれを成なす
食はみ出だすもの刈かり取とる鋏はさみを携たずさえ
わたしを捕とらえる
狂くるいはじめてた ぬくもりの香かおり
揺ゆさぶられた わたしを笑わらい
君きみは消きえてゆく 闇夜やみよの隙間すきまに
わたしの身代みがわりに
朱あかく 朱あかく
永遠えいえんに刻きざみ付ついた
君きみとわたしをひとつ束たばねた残骸ざんがい
今いまも同おなじ永遠えいえんを泳およぎながら
わたしを待まつの ちぎれた翼つばさで
大空おおぞらを舞まって
どれだけ目めが醒さめたら
朝日あさひの麓ふもとへ君きみを連つれ出だせる
どれだけ罰ばつを拭ぬぐう 愛あいを奏かなでたら
わたしは戻もどれる
追おいつきたかった 掴つかまえたかった
君きみとふたり 歩あるきたかった
君きみは逃にげてゆく 閉とざした扉とびらを
いくつも擦すり抜ぬけて
燻くすぶるほど
染そまりゆく朱あかい罪つみを
優やさしい傷きずを
わたしは抱だいてゆきたい
今いまも同おなじ永遠えいえんを泳およいでいる
君きみの翼つばさに わたしの両手りょうてを
繋つなぎ合あわせて
わたしは生いきてく 翼つばさをもがれた
飛とべない蝶ちょうのまま
朱あかく 朱あかく
永遠えいえんに刻きざみ付ついた
君きみとわたしをひとつ束たばねた残骸ざんがい
燻くすぶるほど
染そまりゆく朱あかい罪つみを
優やさしい傷きずを
わたしは抱だいてゆきたい
今いまも同おなじ永遠えいえんを泳およぎながら
わたしを待まつの ちぎれた翼つばさで
大空おおぞらを舞まって
人ひとは群むれを成なす
食はみ出だすもの刈かり取とる鋏はさみを携たずさえ
わたしを捕とらえる
狂くるいはじめてた ぬくもりの香かおり
揺ゆさぶられた わたしを笑わらい
君きみは消きえてゆく 闇夜やみよの隙間すきまに
わたしの身代みがわりに
朱あかく 朱あかく
永遠えいえんに刻きざみ付ついた
君きみとわたしをひとつ束たばねた残骸ざんがい
今いまも同おなじ永遠えいえんを泳およぎながら
わたしを待まつの ちぎれた翼つばさで
大空おおぞらを舞まって
どれだけ目めが醒さめたら
朝日あさひの麓ふもとへ君きみを連つれ出だせる
どれだけ罰ばつを拭ぬぐう 愛あいを奏かなでたら
わたしは戻もどれる
追おいつきたかった 掴つかまえたかった
君きみとふたり 歩あるきたかった
君きみは逃にげてゆく 閉とざした扉とびらを
いくつも擦すり抜ぬけて
燻くすぶるほど
染そまりゆく朱あかい罪つみを
優やさしい傷きずを
わたしは抱だいてゆきたい
今いまも同おなじ永遠えいえんを泳およいでいる
君きみの翼つばさに わたしの両手りょうてを
繋つなぎ合あわせて
わたしは生いきてく 翼つばさをもがれた
飛とべない蝶ちょうのまま
朱あかく 朱あかく
永遠えいえんに刻きざみ付ついた
君きみとわたしをひとつ束たばねた残骸ざんがい
燻くすぶるほど
染そまりゆく朱あかい罪つみを
優やさしい傷きずを
わたしは抱だいてゆきたい
今いまも同おなじ永遠えいえんを泳およぎながら
わたしを待まつの ちぎれた翼つばさで
大空おおぞらを舞まって