アイロニーナ 歌詞 煮ル果実 feat. v flower ふりがな付

生いきるのに時間じかんが足たりない
今日きょう明日あすも情報じょうほう過多かたなオモリを手てに取とって
見下みくだしてTap Tap 何なんにも無ない朝あさを歩あるく
周まわりの目めが凶器きょうきみたく思おもえて

可視かし化かするハートを稼かせいで
自尊心じそんしんに手錠てじょうをかけて
目配めくばせして生いきてく毎日まいにち
憧あこがれてた生活せいかつに随分ずいぶんと
いたく嫌きらわれたもんだよな

信しんじたいんだよ 信しんじたいんだよ
この世界せかい以外いがいの居場所いばしょがあることを

愛あいが醒さめる頃ころに
僕ぼくを離はなさないでおいて ねえ
見事みごと逃にげ切きって生いき残のこった暁あかつきには
そうさ優越感ゆうえつかんで優越感ゆうえつかんで溺おぼれたいや
透明とうめいな明日あすが終おわれば
僕ぼくを壊こわしてくれよアイロニーナ
それがどんなに虚むなしいことなのかを
まだ知しらないで知しらないで
濡ぬれそぼった眼めをぬぐった

貪むさぼんな スナック感覚かんかく
上うわっ面つらっぺらの愛あいでのうのうと
『込こめられた想おもいなんて、
浸ひたるだけ無駄むだ 無駄むだ 無駄むだ!』
踊おどれて歌うたえて皆みんなにウケるか
それが出来できねば仲間なかまはずれか
脅迫観念きょうはくかんねんに駆かられ
味あじの無ない果実フルーツが増ふえるけどもさ

信しんじたいんだよ 信しんじたいんだよ
何なにかを成なした自分じぶんが在あることを
信しんじたいんだよ 信しんじたいんだよ
どうかこの隘路あいろになる日々ひびにさよならを

愛あいが冷さめる頃ころに
僕ぼくを離はなさないでおいて ねえ
見事みごと逃にげ切きって生いき残のこった暁あかつきには
そうさ優越感ゆうえつかんで優越感ゆうえつかんで溺おぼれたいや
透明とうめいな明日あすが終おわれば
僕ぼくを塗ぬり潰つぶしてアイロニーナ
それがどんなに虚むなしいことなのかを
まだ知しらないで知しらないで
良いいよずっと

宵よいが冷さめる頃ころに
僕ぼくが生いきてることがアイロニーだ
見事みごと逃にげ切きって生いき残のこった暁あかつきには
そうさ憂鬱感ゆううつかんで憂鬱感ゆううつかんで溺おぼれたいや
透明とうめいな言葉ことばで僕ぼくを
ずっと救すくってくれよアイロニーナ
それがどんなに悲かなしいことなのかを
まだ知しらないで知しらないで
延のびた手てをぎゅっと掴つかんだ

この歌うた自体じたいがアイロニーだ