天狼 歌詞 近藤勇,土方歳三,沖田総司 ふりがな付

遥はるか遠とおく遠とおく 闇やみを隔へだてて燃もえる
青あおき星ほしの光ひかり この身みを焼やき焦こがす

風かぜが立たち 夜空よぞらを染そめるは 仇あだ桜ざくら
儚はかなくも 散ちりゆく刹那せつなの 残のこり香がよ
明日あしたさえも もとより求もとめぬ 天おお狼かみは
何処どこで生いき 何処どこで死しにゆくのか

風かぜはこの目めに見みえぬ されど髪かみをなびかす
たとえこの身み朽くちても 心こころは永遠とわに消きえぬ

俺おれたちは 互たがいに引ひき合あう 連星ふたごぼし
燃もえ尽つきる その日ひは違たがえど もろともに
あらかじめ 失うしなわれし夢ゆめ 掴つかむまで
星風あおちかぜ 時代じだいを吹ふき飛とばせ

朝日あさひが 雲くもの切きれ間ま 照てらし出だすとき
星ほしは消きえ去さる 跡形あとかた残のこさず
されど 消きえぬ想おもい 輝かがやき続つづける