ひと冬ふゆ遅おくれの 噂うわさを聞きいて
指ゆびのこよりの 重おもさを知しった
いまもこの俺おれを 待まつと言いう
北きたの港みなとは 夜霧よぎりにぬれる
赤あかいハマナス ああたずね花ばな
探さがせばゆく道みち まだありながら
おまえ一人ひとりを 行いかせたあの日ひ
つくり笑顔えがおの 片かたえくぼ
遠とおい灯あかりに ゆがんでゆれる
赤あかいハマナス ああ影かげばかり
夜更よふけのホームで 見みかけた女おんな
うすい背中せなかに かさなるおまえ
めぐり逢あえたなら 今度こんどこそ
抱だいてやりたい 想おもいのかぎり
赤あかいハマナス あゝどこに咲さく
ひとhito冬fuyu遅okuれのreno 噂uwasaをwo聞kiいてite
指yubiのこよりのnokoyorino 重omoさをsawo知shiったtta
いまもこのimamokono俺oreをwo 待maつとtsuto言iうu
北kitaのno港minatoはha 夜霧yogiriにぬれるninureru
赤akaいiハマナスhamanasu ああたずねaatazune花bana
探sagaせばゆくsebayuku道michi まだありながらmadaarinagara
おまえomae一人hitoriをwo 行iかせたあのkasetaano日hi
つくりtsukuri笑顔egaoのno 片kataえくぼekubo
遠tooいi灯akaりにrini ゆがんでゆれるyugandeyureru
赤akaいiハマナスhamanasu ああaa影kageばかりbakari
夜更yofuけのkenoホhoームmuでde 見miかけたkaketa女onna
うすいusui背中senakaにni かさなるおまえkasanaruomae
めぐりmeguri逢aえたならetanara 今度kondoこそkoso
抱daいてやりたいiteyaritai 想omoいのかぎりinokagiri
赤akaいiハマナスhamanasu あaゝどこにdokoni咲saくku