ルミナスブルー・バリアブル 歌詞 FiSHBORN ふりがな付

飽あき飽あきするほど見知みしった街まちの
飽あき飽あきするほど見知みしった部屋へやで
なぞってみる いつかの日ひのきらめきは
ラムネ瓶びんの中なかのとれないビー玉だま

いろんなところでのいろんなこと
ぼーっとしている間あいだに起おこっては消きえるけど
今いまだけ目めを瞑つぶって浮うかぶ景色けしきに
感かんじる手触てざわりは優やさしいまま

愛いとしいものがこんなにも胸むねの中なかで愛いとしいのは
そこにある理由りゆうのためじゃないこと
気付きづいたんだ

誰だれかの言いう「世界せかい」はきっと
色いろも形かたちも決きまってなくて
僕ぼくの思おもう僕ぼくの見みているそれともまた違ちがっているんだろう

まだ治なおらないかさぶたを何度なんども確たしかめることは
たぶんそんなに重要じゅうようじゃない
今いまだけ目めを瞑つぶって
温あたたかいものだけ抱だきしめてていいよ

愛いとしいものがこんなにも胸むねの中なかで愛いとしいのは
そこにある理由りゆうのためじゃないこと
気付きづいたんだ

本当ほんとうに大切たいせつなものに限かぎって
やわらかく、頼たよりなく、目めには見みえない
まばたきひとつで滲にじんで行いく
遠とおく霞かすむ星ほしで咲さく小ちいさな花はなの赤あか

愛いとしいものがこんなにも胸むねの中なかで愛いとしいのは
そこにある理由りゆうのためじゃないこと気付きづいたんだ
愛いとしいものがこんなにも胸むねの中なかで愛いとしいのは
そこにある理由りゆうのためじゃないこと
知しっていたんだ ずっと

それなりも繰くり返かえしもそんなに悪わるくないと
今いまなら強つよがりじゃなく思おもえる