シュワーガール 歌詞 月蝕會議 ふりがな付

アスファルトきらめいて
居座いすわってた雲くも もう遠とおく
外そとはラムネ瓶びんの中なか
ガラスで歪ゆがんだ空そらのプール

雨上あめあがり ペトリコール むせかえる
泡沫うたかた 危あぶなげな往来おうらい
空そら 目めを閉とじ見上みあげれば
少すこしマシに見みえるわ
知しらないままじゃもったいないな
泡あわのように思おもい浮うかんだ

水玉みずたまもようの脳内のうないが
反射はんしゃ・屈折くっせつ繰くり返かえし
笑顔えがおと不安ふあんが相合あいあい傘がさでデートする
つまさき立だちで眺ながめてた
虹にじのたもとまでは遠とおい
炭酸たんさんな気分きぶんで駆かけ出だした
君きみはシュワーガール

積乱雲せきらんうんを指ゆびなぞり
今いまも落書らくがきの続つづき描えがく
水みずたまり写うつりこむ 向むこう側がわ
色いろとりどり眩まぶしすぎて

はじける水彩すいさい
にじみ混まざった雨あめと体温たいおん 儚はかない泡あわに
生うまれ消きえる浮うかれたメヌエット
きらきらと踊おどる

水玉みずたまもように輝かがやいた虹彩こうさいに
写うつるきらめきが
雨上あめあがりの空そら 傘かさを閉とじ君きみの手てを取とる
つまさき立だちで眺ながめてた
虹にじのたもとまでもう少すこし
炭酸たんさんな気分きぶんで塗ぬりかえた
ゆれる君きみはシュワーガール