よみ:えいゆうのよろいはつねにあかく
英雄の鎧は常に紅く 歌詞
-
mothy(悪ノP) feat. MEIKO
- 2016.8.8 リリース
- 作詞
- 悪ノP
- 作曲
- 悪ノP
- 編曲
- 悪ノP
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戦いくさが終おわり荒あれ果はてた町まちを
一人ひとりの騎士きしが歩あるく
彼かれは誰だれより戦果せんかを挙あげた
誰だれより人ひとを殺ころした
敵国てきこくの民たみはその姿すがた恐おそれ
必死ひっしに命乞いのちごいをする
しかしその願ねがいを彼かれが
聞きき入いれることは決けっしてない
女おんなの亡骸なきがらが抱かかえた
無邪気むじゃきに微笑ほほえむ赤子あかご
彼かれは冷つめたい眼めのまま
剣つるぎを振ふり上あげた
誰だれも生いかしておくわけには いかないんでね
・・・悪わるいな
英雄えいゆうの鎧よろいは常つねに紅あかく
それはきっと浴あびた返かえり血ちの色いろ
誰だれかのための行おこないだとしても
それを「正義せいぎ」と呼よべるのか
それから五ご年ねんの月日つきひが流ながれ
戦いくさは今日きょうも続つづく
騎士きしを仮住かりずまいで待まつのは
一人ひとりの可憐かれんな少女しょうじょ
あの時とき彼女かのじょの服ふくに縫ぬわれた
皇家こうけの紋もんに気きづいた
手元てもとに置おいておけばいつか
人質ひとじちくらいにはなるだろう
「お帰かえり父とうさん」と微笑ほほえむ
無邪気むじゃきで愚おろかな娘むすめ
お前まえの親おやを殺ころしたのは
この俺おれだというのに
親子おやこの真似まね事ごとか・・・
・・・下くだらん
英雄えいゆうの鎧よろいは常つねに紅あかく
それはきっと彼かれの野心やしんと同おなじ色いろ
誰だれかのための行おこないだとしても
それを「正義せいぎ」と呼よべるのか
戦場せんじょうには
様々さまさまなものがはびこっている
勝利しょうり 敗北はいぼく 憎にくしみ 時ときの運うん
そして裏切うらぎり
気きが付つけば騎士きしは
大勢おおぜいの敵てきに囲かこまれていた
彼かれらがただの兵士へいしでないことは
明あきらかだった
「おとなしく娘むすめを差さし出だせ」と
迫せまる黒くろ装束しょうぞくの老婆ろうば
従したがえばおそらく
娘むすめの命いのちはないだろう
しかしそれは騎士きしにとって
望のぞむところだったはず
その為ためにこの子こを今いままで
飼かっていたのだから
そうさ・・・何なにも迷まよう事ことなんかない
なのに・・・どうして・・・
俺おれは・・・!
剣けんを持もち騎士きしを守まもるように
前まえに立たった者ものがいた
震ふるえてる小ちいさな背中せなか
それは幼おさないあの子こだった
憐あわれな娘むすめよ お前まえが父ちちと慕したう者ものは
今いままさにお前まえを売うろうとしていたというのに
騎士きしは娘むすめの頭あたまを優やさしく撫なでた後あと
殺ころし屋やに向むかって剣けんを抜ぬいた……
父親ちちおやなんて柄がらじゃない
誇ほこれるような生いき方かたもしていない
それでもいいと言いってくれるなら
俺おれはお前まえを守まもる鎧よろいになってやる
さあ 行いこうか
英雄えいゆうの鎧よろいは常つねに紅あかく
それはきっと浴あびた夕焼ゆうやけの色いろ
血塗ちぬられた時代じだいの中なか 手てを繋つないで
歩あるいていく騎士きしと娘むすめ
戦場せんじょうには正義せいぎも惡あくもない
贖罪しょくざいの日ひはいつかやって来くるだろう
やがて来くるその時ときまで彼かれは
「父ちち」でいようと決意けついした
一人ひとりの騎士きしが歩あるく
彼かれは誰だれより戦果せんかを挙あげた
誰だれより人ひとを殺ころした
敵国てきこくの民たみはその姿すがた恐おそれ
必死ひっしに命乞いのちごいをする
しかしその願ねがいを彼かれが
聞きき入いれることは決けっしてない
女おんなの亡骸なきがらが抱かかえた
無邪気むじゃきに微笑ほほえむ赤子あかご
彼かれは冷つめたい眼めのまま
剣つるぎを振ふり上あげた
誰だれも生いかしておくわけには いかないんでね
・・・悪わるいな
英雄えいゆうの鎧よろいは常つねに紅あかく
それはきっと浴あびた返かえり血ちの色いろ
誰だれかのための行おこないだとしても
それを「正義せいぎ」と呼よべるのか
それから五ご年ねんの月日つきひが流ながれ
戦いくさは今日きょうも続つづく
騎士きしを仮住かりずまいで待まつのは
一人ひとりの可憐かれんな少女しょうじょ
あの時とき彼女かのじょの服ふくに縫ぬわれた
皇家こうけの紋もんに気きづいた
手元てもとに置おいておけばいつか
人質ひとじちくらいにはなるだろう
「お帰かえり父とうさん」と微笑ほほえむ
無邪気むじゃきで愚おろかな娘むすめ
お前まえの親おやを殺ころしたのは
この俺おれだというのに
親子おやこの真似まね事ごとか・・・
・・・下くだらん
英雄えいゆうの鎧よろいは常つねに紅あかく
それはきっと彼かれの野心やしんと同おなじ色いろ
誰だれかのための行おこないだとしても
それを「正義せいぎ」と呼よべるのか
戦場せんじょうには
様々さまさまなものがはびこっている
勝利しょうり 敗北はいぼく 憎にくしみ 時ときの運うん
そして裏切うらぎり
気きが付つけば騎士きしは
大勢おおぜいの敵てきに囲かこまれていた
彼かれらがただの兵士へいしでないことは
明あきらかだった
「おとなしく娘むすめを差さし出だせ」と
迫せまる黒くろ装束しょうぞくの老婆ろうば
従したがえばおそらく
娘むすめの命いのちはないだろう
しかしそれは騎士きしにとって
望のぞむところだったはず
その為ためにこの子こを今いままで
飼かっていたのだから
そうさ・・・何なにも迷まよう事ことなんかない
なのに・・・どうして・・・
俺おれは・・・!
剣けんを持もち騎士きしを守まもるように
前まえに立たった者ものがいた
震ふるえてる小ちいさな背中せなか
それは幼おさないあの子こだった
憐あわれな娘むすめよ お前まえが父ちちと慕したう者ものは
今いままさにお前まえを売うろうとしていたというのに
騎士きしは娘むすめの頭あたまを優やさしく撫なでた後あと
殺ころし屋やに向むかって剣けんを抜ぬいた……
父親ちちおやなんて柄がらじゃない
誇ほこれるような生いき方かたもしていない
それでもいいと言いってくれるなら
俺おれはお前まえを守まもる鎧よろいになってやる
さあ 行いこうか
英雄えいゆうの鎧よろいは常つねに紅あかく
それはきっと浴あびた夕焼ゆうやけの色いろ
血塗ちぬられた時代じだいの中なか 手てを繋つないで
歩あるいていく騎士きしと娘むすめ
戦場せんじょうには正義せいぎも惡あくもない
贖罪しょくざいの日ひはいつかやって来くるだろう
やがて来くるその時ときまで彼かれは
「父ちち」でいようと決意けついした