よみ:かえりみち
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あぁ はじめて暮くらす場所ばしょで 言葉ことばをさがした
笛ふえを吹ふいては歩あるいて あぁ 春はるの帰かえり路みち
あぁ 雨あめに打うたれる川面かわも 漂ただよう病葉わくらば
傘かさをくるくる回まわして あぁ 夏なつの帰かえり路みち
父ちちの肩かたにのぼって 夜空よぞらの星ほし 数かぞえた
まだ知しらぬ日々ひびに 胸むねはずませ
母ははの服ふくのほころび見みつけて 目めをそらした
何なにもない日々ひびを もてあましていた
あぁ 別わかれたはずの人ひとに 偶然ぐうぜん出会であった
不意ふいに家並いえなみ途切とぎれて あぁ 秋あきの帰かえり路みち
父ちちの肩かたにのぼって 夜空よぞらの星ほし 数かぞえた
まだ知しらぬ日々ひびに 胸むねはずませ
母ははの服ふくのほころび見みつけて 目めをそらした
何なにもない日々ひびを もてあましていた
作つくり笑わらい覚おぼえて 都会まちの言葉ことば話はなして
過すぎてゆく日々ひびも 悪わるくはない
なのに 心こころ どうして 夜よるになれば黙もくする
何なにもない日々ひびを想おもい 涙なみだする
あぁ この細ほそい道みち どこで尽つきるのでしょうか
家いえがやけに恋こいしくて あぁ 冬ふゆの帰かえり路みち
笛ふえを吹ふいては歩あるいて あぁ 春はるの帰かえり路みち
あぁ 雨あめに打うたれる川面かわも 漂ただよう病葉わくらば
傘かさをくるくる回まわして あぁ 夏なつの帰かえり路みち
父ちちの肩かたにのぼって 夜空よぞらの星ほし 数かぞえた
まだ知しらぬ日々ひびに 胸むねはずませ
母ははの服ふくのほころび見みつけて 目めをそらした
何なにもない日々ひびを もてあましていた
あぁ 別わかれたはずの人ひとに 偶然ぐうぜん出会であった
不意ふいに家並いえなみ途切とぎれて あぁ 秋あきの帰かえり路みち
父ちちの肩かたにのぼって 夜空よぞらの星ほし 数かぞえた
まだ知しらぬ日々ひびに 胸むねはずませ
母ははの服ふくのほころび見みつけて 目めをそらした
何なにもない日々ひびを もてあましていた
作つくり笑わらい覚おぼえて 都会まちの言葉ことば話はなして
過すぎてゆく日々ひびも 悪わるくはない
なのに 心こころ どうして 夜よるになれば黙もくする
何なにもない日々ひびを想おもい 涙なみだする
あぁ この細ほそい道みち どこで尽つきるのでしょうか
家いえがやけに恋こいしくて あぁ 冬ふゆの帰かえり路みち