borderline 歌詞 神谷志龍 ふりがな付

正解せいかいはないことは知しっている
不確ふたしかの中なかで生いきている
命いのちの意味いみもわからず歩あるく
小ちいさな声こえが耳みみに障さわる
目めを伏ふせたままで息いきをする
弱よわく他愛たわいもない唄うた

この惑星わくせいから出でて往いこう
僕ぼくらの命いのちは無価値むかちみたいだ
生いきながら死しんだような生活せいかつを赦ゆるして
独ひとりになって 寂さびしくなって
けどもう後戻あともどり出来できぬ場所ばしょまで来きた
何なにひとつだって成なし遂とげられないみたいだ

貴方あなたを喰くって
猛毒もうどくに罹かかって死しんでしまいたい
耐たえ難がたい世界せかいぼかして痛いたいよ
どうしたって
裸はだかになって
誦読しょうどくに狂くるって朽くちていきたい
絶たえ間まなく眩暈めまいに溺おぼれていたいよ
成なれの果はて

最低さいていで最悪さいあくな日々ひびに下くだった天てんの裁さばきは
僕ぼくらを救すくう為ためのものじゃなかった
きっと産うまれてくるべきじゃなかった
それなのに僕ぼくは命いのちに縋すがってしまった

貴方あなたを喰くって
猛毒もうどくに罹かかって死しんでしまいたい
耐たえ難がたい世界せかいぼかして痛いたいよ
どうしたって
裸はだかになって
誦読しょうどくに狂くるって朽くちて生いきたい
絶たえ間まなく眩暈めまいに溺おぼれていたいよ

愛あい跨またいで曖昧あいまいになって
哀あい互たがい違ちがいになって
僕ぼくが僕ぼく以外いがいになって
消きえてしまいたいような
消けしてしまいたいような
日々ひびだけど

it's borderline.