月曜日の歌 歌詞 NEE ふりがな付

途方とほうに暮くれた部屋へやの中なか
味あじもしなくなった僕ぼくの体からだ

君きみを見みるだけ悲かなしくなって
沈しずむ世界せかいに僕ぼくは目めを閉とじる

ここじゃ
抱かかえきれない人ひとゴミと
溢あふれんばかりの命いのちの歌うた
話はなしもしないで忘わすれられちゃって
2人ふたりおもちゃのような物語ものがたり

僕ぼくら
絶対的ぜったいてきヒーロー
夢ゆめは覚さめずに
叫さけぶ情緒じょうちょ
何なにもないけど誰だれも居いない
この町まちで
「サヨナラまた会あいましょ」

まさに今いまこそ

簡単かんたんな事ことじゃない
僕ぼくら傷きずだらけになったばかり
明日あすは臆病おくびょうで素敵すてきな月曜日げつようびの歌うた

曖昧あいまいな事ことじゃない
街まちは君きみを奪うばい去さり逃避行とうひこう
夜よるは鈍感どんかんで静しずかな僕ぼくは歩あるいて帰かえる

荒すさんだ僕ぼくを抱だきしめて
瞼まぶたの裏うらに潜ひそむこの気持きもち
怖こわくないから手てを繋つないでよ
本当ほんとうの事ことが喋しゃべれない

だけど
産うまれてくるメロディには

何故なぜか君きみとの懐なつかしき日々ひびが
脳裏のうりを突ついて優やさしく包つつんだ
今日きょうも素敵すてきな曇くもり空ぞらの下した

胸むねに
退廃たいはいした根性こんじょう
灯ともる事ことないがそれで上等じょうとう
期待きたい外はずれに煌きらめいた
僕ぼくの正義せいぎ
「いつでも忘わすれていいから」

健全けんぜんな人間にんげんさ
「僕ぼくも泣なきたい時ときがあるんだよ」
いつも
戦たたかってばかりの主人公しゅじんこうの謳歌おうか

残念ざんねんな事ことだらけ
それでも僕ぼくら嘘うそをつき笑わらう
馬鹿ばかさ
謙遜けんそんで孤独こどくな僕ぼく達たちは夢ゆめを見みる

心こころに映うつる天気てんき予報よほうは
「にわか雨あめです
傘かさを持もちましょう」

それに明日あしたは
祝日しゅくじつなので
1人ひとりぼっちの
僕ぼくはお留守番るすばん

故ゆえに激動げきどう
愛あいを込こめて

泣ないているのに
気きづかれないの
恵めぐまれ生いきた
全すべての人ひとに

だけどいつか
忘わすれてしまうでしょう?
1人ひとりで歌うたう
月曜日げつようびの歌うた