よみ:ゆうくれないよるをまつ
夕紅夜を待つ 歌詞
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沈しずんでく日ひに気きが付ついてたんだ
それでも渡わたす言葉ことば一ひとつ分わからないままで
暮くれ色いろに染そまる部屋へやで描えがいた
一人ひとり、君きみを失うしなう詩うたを
君きみがいたことをただ確たしかめるように
君きみがいた景色けしきを余あまさず描えがいて
一人ひとり、思おもい出での瀬せをなぞって
それでも君きみは消きえて往いくんだ
何なにも知しらないままで
枯かれゆく声こえすら出だせないままで
君きみの隣となりはもう花はな開ひらいて
僕ぼくは、ただ夜よるを待まつばかり
何なに食くわぬ顔かおで消きえないで
思おもい出でを目めに映うつるように捨すてて往いかないで
咲さく花はなにだけ想おもいを馳はせれば
枯かれ木きも報むくわれないだろ
窓まどの端はしで藍あいが紅くれないに滲にじんでいた
僕ぼくは君きみの慟哭どうこくが聞ききたかった
嗚咽おえつする君きみが見みたかった
僕ぼくの言葉ことばで君きみに褪あせない傷きずを付つけたかった
このまま紅くれないが藍あいに染そまって
藍空あいぞらに一ひとつ月つき浮うかんで
君きみは朝あさに消きえて往いくんだ
心こころは思おもい出でより早はやく
言葉ことばは心こころよりも早はやく褪あせてくんだ
だから言葉ことばを渡わたしても今更いまさらだ
だけど全すべてを映うつすのも言葉ことばだ
書かけば永遠えいえんにさえなるんだ
だから、なぁ、君きみも分わかるだろ
今いまもただ夜よるを待まつばかり
それでも渡わたす言葉ことば一ひとつ分わからないままで
暮くれ色いろに染そまる部屋へやで描えがいた
一人ひとり、君きみを失うしなう詩うたを
君きみがいたことをただ確たしかめるように
君きみがいた景色けしきを余あまさず描えがいて
一人ひとり、思おもい出での瀬せをなぞって
それでも君きみは消きえて往いくんだ
何なにも知しらないままで
枯かれゆく声こえすら出だせないままで
君きみの隣となりはもう花はな開ひらいて
僕ぼくは、ただ夜よるを待まつばかり
何なに食くわぬ顔かおで消きえないで
思おもい出でを目めに映うつるように捨すてて往いかないで
咲さく花はなにだけ想おもいを馳はせれば
枯かれ木きも報むくわれないだろ
窓まどの端はしで藍あいが紅くれないに滲にじんでいた
僕ぼくは君きみの慟哭どうこくが聞ききたかった
嗚咽おえつする君きみが見みたかった
僕ぼくの言葉ことばで君きみに褪あせない傷きずを付つけたかった
このまま紅くれないが藍あいに染そまって
藍空あいぞらに一ひとつ月つき浮うかんで
君きみは朝あさに消きえて往いくんだ
心こころは思おもい出でより早はやく
言葉ことばは心こころよりも早はやく褪あせてくんだ
だから言葉ことばを渡わたしても今更いまさらだ
だけど全すべてを映うつすのも言葉ことばだ
書かけば永遠えいえんにさえなるんだ
だから、なぁ、君きみも分わかるだろ
今いまもただ夜よるを待まつばかり