喝采 歌詞 花撫寺 feat. 初音ミク ふりがな付

文壇ぶんだんに現あらわる期待きたいの新星しんせい
そいつは未いまだ18歳さい
そんな文句もんくばっか目めに入はいるのが
大人おとなみたいな僕ぼく

感嘆かんたんをあしらう稀代きたいの天才てんさい
センスは未いまだ発展はってん中ちゅう
お先さきは真まっ暗くらの最さい底辺ていへんで
もがいて何なにになるの

心こころが動うごくのはいつも
湿しめった雨雲あまぐもの下した
筆ふでが走はしるのはいつも
誰だれにも知しられい時間じかん だけ

致死ちし量りょうの幸福こうふくくれよ
満みたされない僕ぼくに喝采かっさいを
言葉ことばが死しに絶たえるほど
猛毒もうどくを浴あびせてくれ
なぁもう いいだろ
僕ぼくらはそれを選えらべないんだ
天変てんぺん地異ちいも神懸かみがかりもない
アスファルトの上うえにまだ立たってんだ

祭壇さいだんに奉まつらる 期待きたいの視線しせん
そいつは直すぐに消きえてった
神かみも流行はやりも一瞬いっしゅんだ
何なにを掴つかみたいんだろうなぁ

嫉妬しっとばっか 見栄張みえはって
今日きょうも「Look!」って
目めの争奪そうだつ戦せん
惨澹さんたんたるさま

そんなかで叫さけんでたいなら
思おもいを繋つなぎきれ

筆ふでを取とったのはいつも
渇かわきを感かんじてるから
分わかってよ 分わかられてたまるか
往復おうふくする筆跡ひっせきを
看取みとってくれ

致死ちし量りょうの幸福こうふくをくれよ
満みたされない僕ぼくに喝采かっさいを
言葉ことばが死しに絶たえるほど
猛毒もうどくを浴あびせてくれ
なぁもう いいだろ
僕ぼくらはそれを選えらべないんだ
天変てんぺん地異ちいも神懸かみがかりもない
アスファルトの上うえにまだ立たってんだ

変幻へんげん自在じざいと才能さいのうもない
地味じみな視界しかいにまだ涙なみだしてんだ