オリオン 歌詞 アルコサイト ふりがな付

いつかこんな夜よるのことを
懐なつかしいなんて言いうんだろうか

自転車じてんしゃの後うしろに君きみを乗のせ走はしった
流ながれていく時間じかんとは逆ぎゃくの方角ほうがくへ
河川敷かせんじきの道みち、電車でんしゃの音おと
わかんない君きみをわかりたい
高鳴たかなる鼓動こどう

届とどかないものをただひたすら追おいかけて
透明とうめいな未来みらいを嫌きらった
揺ゆるがないものをただ一ひとつだけ握にぎって
君きみとどこまでも行いける気きがした

誰だれにでも見みせているような君きみには興味きょうみはなかった
毒どくにも薬くすりにもならない言葉ことばを殺ころした
大人おとなたちには理解りかいできないこと
僕ぼくらだけがわかってること
それが僕ぼくらの秘密ひみつで
それが僕ぼくらのすべてだ

届とどかないものを追おいかけて
揺ゆるがないものを握にぎって
いつか僕ぼくらが心こころまで
大人おとなになってしまうその前まえに

オリオンが瞬またたいた
眠ねむれない夜よるに歌うたった歌うた
永遠えいえんに鳴なり止やまぬように
今いまを、今いまを、生いきろ
この夜よるを忘わすれないように
生いきろ、生いきろ、生いきろ