よみ:はなのうた
はなのうた 歌詞
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大典太光世,ソハヤノツルキ,豊前江,桑名江,水心子正秀,源清麿,五月雨江,村雲江,天海,平将門,太田道灌
- 2022.3.2 リリース
- 作詞
- 浅井さやか(One on One)
- 作曲
- YOSHIZUMI
- 編曲
- YOSHIZUMI
友情
感動
恋愛
元気
結果
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荒あれ地ちに咲さく 一いち輪りんの花はな
この心こころとらえて離はなさぬとは
いい度胸どきょうだな
「……さぁて、行いくか」
戦場せんじょうに散ちる 一粒ひとつぶの種たね
血ちを浴あびて芽吹めぶくは
いつの春はるか
いつの時代じだいか
轟とどろけ
力ちからの限かぎり 命いのちの限かぎり
我わがはなのうたよ
歌うたが聴きこえるか
慎つつましく咲さく
黄金色こがねいろの花はなよ
届とどけ
留とめておけずにこぼれ落おちた
我わがはなのうたよ
祈いのりが聴きこえるか
汚泥おでいに染そまらぬ
穢けがれなき花はなよ
響ひびけ
三百年みほとせに渡わたる子守唄こもりうた
我わがはなのうたよ
戦場せんじょうに散ちる 無数むすうの種たね
血ちを浴あびて芽吹めぶくは
いつの春はるか
いつの時代じだいか
産うみ落おとされた実みが
やがてまた花はなを咲さかす
この命いのちに終おわりはくる 必かならずくる
この命いのちに終おわりはくる 必かならずくる
謳歌せうたわずには いられない
終おわりなき はなのうた
名前なまえもなく 咲さき誇ほこる
永久とわに続つづく はなのうた
この使命いのちに終おわりはない
折おれるまで
守まもるは大河たいがの流ながれ
終おわりなき 永久とわに続つづく
うたを聞きく うたにする
ために ために ために…
始はじまりはいつだったか
遠とおい昔むかしかもしれないし
今いまかもしれない
季節きせつはいつだったか
巡めぐりすぎてわからないよ
今いまの季節きせつさえ
謳歌せうたわずには いられない
終おわりなき はなのうた
名前なまえもなく 咲さき誇ほこる
永久とわに続つづく はなのうた
花はなは生いきるために美うつくしく
花はなは生いきるために馨かぐわしい
生いきるために枯かれ果はてて
生いきるために朽くち果はてる
「……水心すいしん子し、大丈夫だいじょうぶ?」
「ちょっと、水心すいしん子し?」
「……ずっと不思議ふしぎだったんだ……僕ぼくには世界せかいが歪いびつに見みえてた……
見上みあげる月つきはいつも三日月みかづきだった。でも、そんなはずが無ないんだ。
見みえていなくても月つきはそこに在あるんだ。まあるいはずなんだ」
「……うん……うん」
「……歴史れきしは……」
「うん」
「……歴史れきしはね……勝かった者ものの……残のこした歴史れきしでしかなかったんだね」
「……」
「……本当ほんとうのことなんて誰だれも覚おぼえていない……今いまは悲かなしくても、
これから先さきに残のこるのが『願ねがい』なら僕ぼくはそれでいい……」
固かたく閉とざされた蕾つぼみが
ほころび
戦たたかい疲つかれたあなたは
ほころび
思おもいが生うまれた…
「……記録きろくにも記憶きおくにも残のこらなくても……そこにいたんだ。
……ようやく分わかったよ。
……愛いとしいと思おもう心こころも、歴史れきしを繋つないでいたんだ。」
この心こころとらえて離はなさぬとは
いい度胸どきょうだな
「……さぁて、行いくか」
戦場せんじょうに散ちる 一粒ひとつぶの種たね
血ちを浴あびて芽吹めぶくは
いつの春はるか
いつの時代じだいか
轟とどろけ
力ちからの限かぎり 命いのちの限かぎり
我わがはなのうたよ
歌うたが聴きこえるか
慎つつましく咲さく
黄金色こがねいろの花はなよ
届とどけ
留とめておけずにこぼれ落おちた
我わがはなのうたよ
祈いのりが聴きこえるか
汚泥おでいに染そまらぬ
穢けがれなき花はなよ
響ひびけ
三百年みほとせに渡わたる子守唄こもりうた
我わがはなのうたよ
戦場せんじょうに散ちる 無数むすうの種たね
血ちを浴あびて芽吹めぶくは
いつの春はるか
いつの時代じだいか
産うみ落おとされた実みが
やがてまた花はなを咲さかす
この命いのちに終おわりはくる 必かならずくる
この命いのちに終おわりはくる 必かならずくる
謳歌せうたわずには いられない
終おわりなき はなのうた
名前なまえもなく 咲さき誇ほこる
永久とわに続つづく はなのうた
この使命いのちに終おわりはない
折おれるまで
守まもるは大河たいがの流ながれ
終おわりなき 永久とわに続つづく
うたを聞きく うたにする
ために ために ために…
始はじまりはいつだったか
遠とおい昔むかしかもしれないし
今いまかもしれない
季節きせつはいつだったか
巡めぐりすぎてわからないよ
今いまの季節きせつさえ
謳歌せうたわずには いられない
終おわりなき はなのうた
名前なまえもなく 咲さき誇ほこる
永久とわに続つづく はなのうた
花はなは生いきるために美うつくしく
花はなは生いきるために馨かぐわしい
生いきるために枯かれ果はてて
生いきるために朽くち果はてる
「……水心すいしん子し、大丈夫だいじょうぶ?」
「ちょっと、水心すいしん子し?」
「……ずっと不思議ふしぎだったんだ……僕ぼくには世界せかいが歪いびつに見みえてた……
見上みあげる月つきはいつも三日月みかづきだった。でも、そんなはずが無ないんだ。
見みえていなくても月つきはそこに在あるんだ。まあるいはずなんだ」
「……うん……うん」
「……歴史れきしは……」
「うん」
「……歴史れきしはね……勝かった者ものの……残のこした歴史れきしでしかなかったんだね」
「……」
「……本当ほんとうのことなんて誰だれも覚おぼえていない……今いまは悲かなしくても、
これから先さきに残のこるのが『願ねがい』なら僕ぼくはそれでいい……」
固かたく閉とざされた蕾つぼみが
ほころび
戦たたかい疲つかれたあなたは
ほころび
思おもいが生うまれた…
「……記録きろくにも記憶きおくにも残のこらなくても……そこにいたんだ。
……ようやく分わかったよ。
……愛いとしいと思おもう心こころも、歴史れきしを繋つないでいたんだ。」