遺詠 歌詞 髙橋多聞 ふりがな付

後悔こうかいはあるさ 誰だれだってそうだろう
ひとつやふたつじゃ収おさまらないくらい

だけどきっと最期さいごは あっけなく来くるだろう
もしかするとそれは明日あしたかもしれない

そして気きづいた 僕ぼくの身体からだは
少すこしずつ壊こわれ始はじめているんだ

君きみにそれを伝つたえるその前まえに
指ゆびの先さきから崩くずれていくのさ

いつの日ひか僕ぼくはこの世界せかいを
ひとりで去さって行いくだろう
その前まえに その時ときのために
ここに遺のこしておくよ 遺詠いえい

だけど気きづいた 僕ぼくの心こころは
今いまもまだ燃もえ続つづけているんだ

君きみが僕ぼくを思おもい出だせるように
時ときが来くるまで歌うたっていくのさ

いつの日ひか僕ぼくはこの世界せかいを
ひとりで去さって行いくだろう
その前まえに その時ときのために
ここに遺のこしておくよ 遺詠いえい

僕ぼくは僕ぼくのこの人生じんせいを
やれるだけやったと思おもうよ
きっと僕ぼくのこの命いのちにも
少すこしは意味いみがあった

だから僕ぼくが居いなくなっても
泣なかないで笑わらって欲ほしいんだ
僕ぼくは君きみのその笑顔えがおが
何なにより好すきなんだ