よみ:ながればす
流れバス 歌詞
-
Crab 蟹 Club
- 2022.5.11 リリース
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絵空事えそらごとでさえも描えがけない
そんな彼かれらの中なかにいるのが空むなしい
でもこの感情かんじょうも
何なににもなれないんだなって
分わかって、泣ないた
無痛むつうの愉楽ゆらくを乞こうばかり
継ついで接はいだ道みちの上うえ
朽くちた花蕾からい
遥はるかな水平線すいへいせんを運はこぶ窓枠まどわくに、
そっともたれていた
心臓しんぞうを伝つたう問といが、
苦くるしげに日々ひびを吸すい込こんで
しじまを湛たたえるだけの舞台ぶたい装置そうちに変換へんかんする
橙だいだい 灰はい 藍あい 空そらの隙間すきまで
発車はっしゃ時刻じこくを待まつ
「次つぎとまります」
バス停ていの灯ひが海辺うみべの街まちを暗くらく照てらす
3度ど繰くり返かえしては捨すてる彼かれらを乗のせて
流ながれバスが行いく
虚言そらごとでさえも唄うたえない
そんな彼かれらと揺ゆられてるのが虚むなしい
でもこれを降おりたら
何処どこにも着つかないんだなって
気きづいては、いた
無償むしょうの愛あいすら買かう始末しまつ
猜疑心さいぎしんを撫なでる潮風しおかぜと葉は鳴なり
発たつ朝あさ置おいてきた、
書かきかけの秘密ひみつを想おもった
時ときが凪ないだ
ぽつねんと光ひかる解かいが、
見放みはなした日々ひびを吐はき出だして
遠とおざかっていく天文台てんもんだいを白しろく曇くもらせる
抱いだいた痛いたい肺はい 動うごく合間あいまに
降車こうしゃ地点ちてんを待まつ
「次つぎとまります」
明日あす最後さいごの便びんが出でるらしい、と泡あわを食くう
とうに願ねがえなくなった彼かれらを降おろして
流ながれバスが行いく
今更いまさら歩あるいて行いけないよ
自分じぶんで憧あこがれた場所ばしょなんて
夜よるが来こないと夢ゆめも覗のぞけない
こんな生活せいかつじゃ
「次つぎとまります」
降おりもしないのにまたボタンを押おしている
ずっと何処どこか探さがしている
「次つぎとまります」
バス停ていの灯ひが消きえ、汀みぎわには誰だれも居いない
呼吸こきゅうをする僕ぼく一人ひとり乗のせて、次つぎの街まちへ
流ながれバスが行いく
そんな彼かれらの中なかにいるのが空むなしい
でもこの感情かんじょうも
何なににもなれないんだなって
分わかって、泣ないた
無痛むつうの愉楽ゆらくを乞こうばかり
継ついで接はいだ道みちの上うえ
朽くちた花蕾からい
遥はるかな水平線すいへいせんを運はこぶ窓枠まどわくに、
そっともたれていた
心臓しんぞうを伝つたう問といが、
苦くるしげに日々ひびを吸すい込こんで
しじまを湛たたえるだけの舞台ぶたい装置そうちに変換へんかんする
橙だいだい 灰はい 藍あい 空そらの隙間すきまで
発車はっしゃ時刻じこくを待まつ
「次つぎとまります」
バス停ていの灯ひが海辺うみべの街まちを暗くらく照てらす
3度ど繰くり返かえしては捨すてる彼かれらを乗のせて
流ながれバスが行いく
虚言そらごとでさえも唄うたえない
そんな彼かれらと揺ゆられてるのが虚むなしい
でもこれを降おりたら
何処どこにも着つかないんだなって
気きづいては、いた
無償むしょうの愛あいすら買かう始末しまつ
猜疑心さいぎしんを撫なでる潮風しおかぜと葉は鳴なり
発たつ朝あさ置おいてきた、
書かきかけの秘密ひみつを想おもった
時ときが凪ないだ
ぽつねんと光ひかる解かいが、
見放みはなした日々ひびを吐はき出だして
遠とおざかっていく天文台てんもんだいを白しろく曇くもらせる
抱いだいた痛いたい肺はい 動うごく合間あいまに
降車こうしゃ地点ちてんを待まつ
「次つぎとまります」
明日あす最後さいごの便びんが出でるらしい、と泡あわを食くう
とうに願ねがえなくなった彼かれらを降おろして
流ながれバスが行いく
今更いまさら歩あるいて行いけないよ
自分じぶんで憧あこがれた場所ばしょなんて
夜よるが来こないと夢ゆめも覗のぞけない
こんな生活せいかつじゃ
「次つぎとまります」
降おりもしないのにまたボタンを押おしている
ずっと何処どこか探さがしている
「次つぎとまります」
バス停ていの灯ひが消きえ、汀みぎわには誰だれも居いない
呼吸こきゅうをする僕ぼく一人ひとり乗のせて、次つぎの街まちへ
流ながれバスが行いく