よみ:とけない109ごうしつ
溶けない109号室 歌詞
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TaKU.K feat. 初音ミク
- 2020.4.8 リリース
- 作詞
- TaKU.K
- 作曲
- TaKU.K
- 編曲
- TaKU.K
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街路がいろ灯とうに灯あかりが点つく
グレイの空そら、溶とけてゆく
外はずれの公園こうえんで冷さめた瞳めの君きみと出逢であう
降ふり積つもる雪ゆきのように出逢であいの刻ときは重かさなる
その瞳ひとみが熱ねつを帯おびた気きがした
手てと手てを重かさね合あわせて、
営いとなみを交かわして、
口付くちづけして、何処どこか血ちの味あじがして
たとえば、あの日ひに見みた一幕ひとまくが
幻まぼろしではなかったとして
それが君きみを遠とおざける理由りゆうにはならない
だから、僕ぼくは君きみを欺あざむくよ
その瞳めを曇くもらせはしないよ
震ふるえ、止とまれ、止とまれ
罪つみを看過かんかする僕ぼくにその資格しかくなどない
穏おだやかなる朝食ちょうしょく 途絶とだえてゆく消息しょうそく
君きみの首くびに赫あかい跡あと、滲にじんでいた
ささやかなる微笑ほほえみを、
硝子がらすのような声こえを、
守まもる為ために秤はかりを傾かたむけるよ
絡からまり合あう糸いとを強つよく引ひき合あう
それは僕ぼくが選えらんだ運命さだめ
解ほどくことのできない硬かたく、脆もろい意図いとだ
だから世界せかいよ、あと少すこしだけ
僕ぼくらのことを見逃みのがしてくれ
なんて、愚おろかなのか
神かみの御許みもとに還かえれはしないな
悴かじかむ手てでなぞった紙かみに秘ひめた想おもい
前触まえぶれなく開あくドアに落おち尽つきた秘事ひめごとを
手てに取とった君きみは僕ぼくを見みてた
瞳めは揺ゆらいでいた
凍こごえていく、爪先つまさきも
冷さめていく、血ちの管くだも
些事さじなことだよ
騙だましきれず、ごめんね
彼女かのじょは凍結とうけつした彼かれを前まえに
初はじめてその身みを忌いみ嫌きらう
罪つみを知しらぬ怪物かいぶつへの罰ばつなのだろうか
せめて最初さいしょで最期さいごの贖罪しょくざいは
彼かれに捧ささげようと彼女かのじょは
その身み、共ともに氷ひょうに
或あるアパートメントの一ひとつの部屋へや、
溶とけない氷こおりで閉とざされている
グレイの空そら、溶とけてゆく
外はずれの公園こうえんで冷さめた瞳めの君きみと出逢であう
降ふり積つもる雪ゆきのように出逢であいの刻ときは重かさなる
その瞳ひとみが熱ねつを帯おびた気きがした
手てと手てを重かさね合あわせて、
営いとなみを交かわして、
口付くちづけして、何処どこか血ちの味あじがして
たとえば、あの日ひに見みた一幕ひとまくが
幻まぼろしではなかったとして
それが君きみを遠とおざける理由りゆうにはならない
だから、僕ぼくは君きみを欺あざむくよ
その瞳めを曇くもらせはしないよ
震ふるえ、止とまれ、止とまれ
罪つみを看過かんかする僕ぼくにその資格しかくなどない
穏おだやかなる朝食ちょうしょく 途絶とだえてゆく消息しょうそく
君きみの首くびに赫あかい跡あと、滲にじんでいた
ささやかなる微笑ほほえみを、
硝子がらすのような声こえを、
守まもる為ために秤はかりを傾かたむけるよ
絡からまり合あう糸いとを強つよく引ひき合あう
それは僕ぼくが選えらんだ運命さだめ
解ほどくことのできない硬かたく、脆もろい意図いとだ
だから世界せかいよ、あと少すこしだけ
僕ぼくらのことを見逃みのがしてくれ
なんて、愚おろかなのか
神かみの御許みもとに還かえれはしないな
悴かじかむ手てでなぞった紙かみに秘ひめた想おもい
前触まえぶれなく開あくドアに落おち尽つきた秘事ひめごとを
手てに取とった君きみは僕ぼくを見みてた
瞳めは揺ゆらいでいた
凍こごえていく、爪先つまさきも
冷さめていく、血ちの管くだも
些事さじなことだよ
騙だましきれず、ごめんね
彼女かのじょは凍結とうけつした彼かれを前まえに
初はじめてその身みを忌いみ嫌きらう
罪つみを知しらぬ怪物かいぶつへの罰ばつなのだろうか
せめて最初さいしょで最期さいごの贖罪しょくざいは
彼かれに捧ささげようと彼女かのじょは
その身み、共ともに氷ひょうに
或あるアパートメントの一ひとつの部屋へや、
溶とけない氷こおりで閉とざされている