幻灯花 feat. アリレム 歌詞 魂音泉 ふりがな付

吹ふき抜ぬける風かぜの向むこう側がわ
とうに忘わすれた景色けしきがオーバーラップ
放ほっておいてくれ
放ほっておいてくれって何回なんかい
頼たのんでも
どうか咲さき誇ほこりますように
だけど枯かれてきたラストシーン
いつまでも待まってくれたキミに水みずを
やれなかった 気きが付ついたら いなく
なってくれるかと思おもえば甘あまい香かおりで
誘さそい出だして
棘とげの数かずは増ますばかりなのに傷付きずつく度たび
に刻きざみ付つけたり
また後悔こうかい もうどうしようもないな
そうやってただ日ひが暮くれるまで語かたり
掛かける本当ほんとうの言葉ことば
来きた道みち戻もどれば草木くさき
が嗤わらい 下向したむけば籠こもり歌うたにならない
無駄むだに高たかいプライドで咳払せきばらい
話題わだいは大体だいたい他愛たわいもないプランで
足場あしばなら不安定ふあんてい
崩くずれ落おちる瞬間しゅんかんに観念かんねん
なんでって問とい
肩かた透すかすから進展しんてん無なし
知しらねえよの一点いってん張ばり
現状げんじょうはどうだ
架かけ橋はしが無ないと渡わたれないと我儘わがままだら
け
結局けっきょくはそうか 飛とび越こえた者ものに湧わく
感情かんじょうはどうやら黒くろく
それはやがて網膜もうまくに焼やき付ついて
臆病おくびょうの根ねも足あしに巻まき付ついて
キミがどんな色いろで咲さいていたのかも
忘わすれる 夢ゆめで終おわらぬ旅たびの定さだめは
水面みなもに浮うかぶ花弁はなびらの如ごとく
いつだって ただ描えがいて
破やぶり棄すてたのだろう
咲さかない花はなだと隠かくすように
胸むねで焦こがれたあの美うつくしさ
全すべて幻まぼろしと目めを伏ふせてた
もう灰はいになっても 灰はいになっても
灰はいになっても構かまわないから
その花はなの名なを飾かざろう現状げんじょう まだ辛抱しんぼう
その代かわり足たりぬあと一いっ歩ぽ
撒まかれた種たねの成長せいちょう
咲さく場所ばしょはどこだろう
アスファルト 笑わらわれる雑草ざっそう
だが誰だれよりも満みたされた表情ひょうじょう
聞きいて
くれ 道端みちばたの名なも知しらぬ者もの
蓋ふたしたって煮にえ滾たぎって釀かもし出だす本能ほんのう
が
とうとう喉元のどもとから暴走ぼうそうし本性ほんしょう曝さらけ出だ
して
制御せいぎょ出来できぬかも知しらぬ状況じょうきょう
一時いっときの財産ざいさんで人生じんせいを決きめるか?
反吐へどが出でるくらいの「やめとけ」っ
て言葉ことば 知しったことか
待まった まだ待まった
そればっかだった頃ころ
だからいつの間まにか零こぼれ落おちてった
バックパッカー時間じかんが経たったせいか
蜜みつのような劇薬げきやく
狂気きょうき染じみた性格せいかくで企たくらんだ計画けいかく
花壇かだんの中なかで咲さいた素晴すばらしき集団しゅうだんも
そこに立たった瞬間しゅんかんに自分じぶんだけが死しん
でた
机上きじょうの有権者ゆうけんしゃ
理解りかい出来できぬクーデター
投なげる言葉ことば全部ぜんぶ差さし戻もどされてブーメ
ラン
どうやら犠牲ぎせいが無なけりゃ覚悟かくごすらも
出来できなかったようだ
夢ゆめで終おわらぬ旅たび
の定さだめは 水面みなもに浮うかぶ花弁はなびらの如ごとく
いつだって ただ描えがいて
破やぶり棄すてたのだろう
咲さかない花はなだと隠かくすように
胸むねで焦こがれたあの美うつくしさ
全すべて幻まぼろしと目めを伏ふせてた
もう灰はいになっても 灰はいになっても
灰はいになっても構かまわないから
その花はなの名なを飾かざろうゆらりゆらり揺ゆ
れる流ながれ 定さだまらぬ様さまを趣おもむきだと
波なみの仕草しぐさに纏まとわれて 優雅ゆうがに舞まう
それだけで良いい夢ゆめで終おわらぬ旅たびの定さだ
めは
水面みなもに浮うかぶ花弁はなびらの如ごとく
いつだって ただ描えがいて
破やぶり棄すてたのだろう
咲さかない花はなだと隠かくすように
胸むねで焦こがれたあの美うつくしさ
全すべて幻まぼろしと目めを伏ふせてた
もう灰はいになっても 灰はいになっても
灰はいになっても構かまわないから
その花はなの名なを飾かざろう夢ゆめで終おわらぬ旅たび
の定さだめは 水面みなもに浮うかぶ花弁はなびらの如ごとく
いつだって ただ描えがいて
破やぶり棄すてたのだろう
咲さかない花はなだと隠かくすように
胸むねで焦こがれたあの美うつくしさ
全すべて幻まぼろしと目めを伏ふせてた
もう灰はいになっても 灰はいになっても
灰はいになっても構かまわないから
その花はなの名なを飾かざろう