文月の夜 歌詞 AlbaNox ふりがな付

文月ふみつきの夜よるに浮うかぶ月つきを見みていた
君きみと僕ぼくを繋つなぐ光ひかり
叶かなうならすぐに其処そこまで翔とんで行いけたら
募つのり積つもる時ときを越こえて

朧おぼろげな記憶きおくを辿たどり 寂さみしさを埋うめる日々ひび
いつか二人ふたりで見みた花火はなび 生温なまぬるい潮風しおかぜの香かおり

電話でんわやメールじゃ届とどかない温ぬくもりを
つい求もとめてしまうのは (零こぼれそうな涙なみだ)
ねえ、ただの我儘わがままでしょうか?

文月ふみつきの夜よるに君きみの姿すがた探さがすよ
眠ねむらぬ街まちの片隅かたすみで
もう一度いちど君きみを優やさしく抱だきしめたい
二人ふたり曇くもりの無ない笑顔えがおで

そんな時ときもあったよねと
想おもう日ひも来くるのかな
最後さいごはみんな報むくわれる
映画えいがのラストシーンみたいに

進すすむ秒針びょうしんを 過すぎていく青春せいしゅんを
ただぼんやり眺ながめてる (こんな毎日まいにちに)
ねえ、意味いみがあるのだとしたら

文月ふみつきの夜よるに君きみに今いま伝つたえよう
今日きょうが明日あすに変かわる前まえに
まっさらな日々ひびに温ぬくもりを灯ともしていく
何一なにひとつ忘わすれないように

声こえを聞きかせて
僕ぼくをみつめて
涙なみだを拭ふいて
笑わらってみせて
ねえ、愛あいしてる。

文月ふみつきの夜よるに映うつる君きみは綺麗きれいだ
四角しかくい窓まどの向むこう側がわで
会あえない時間じかんが はなればなれの距離きょりが
絆きずなをつよく結むすぶ

文月ふみつきの夜よるに浮うかぶ月つきを見みていた
君きみと僕ぼくを繋つなぐ光ひかり
叶かなうならすぐに其処そこまで翔とんで行いけたら
募つのり積つもる時ときを越こえて