空に泣く君 歌詞 Fusee ふりがな付

君きみと僕ぼくは少すこし似にていて
知しる度たびに頭あたまの中なかを埋うめ尽つくす
小心者しょうしんものの僕ぼくの心こころを温あたためてくれる気きがした

人前ひとまえでは強つよく涙なみだを見みせずに空そらに飛とばす
光ひかり輝かがやいているのさ
目めを逸そらしてしまう程ほどに

錆さびついた目めで見みるあの雲くも
形かたちは変かわれど明日あすもどこかへ流ながれて
瓜二うりふたつに見みえていても
僕ぼくにはわかるさ
雨あめが降ふりそうな時ときは

なんとなしに最後さいごまで観みた
冴さえない見みた目めの主人公しゅじんこうのラブストーリー
花はなのように綺麗きれいな心こころで幸しあわせを掴つかみ取とっていた

浮うき沈しずむ思おもいの果はてさえ
掴つかみ取とれる保証ほしょうがないのならと投なげる
少年しょうねんの手てからするすると逃にげるように見みえた
あの風船ふうせんに僕ぼくをみた

君きみの涙なみだが見みたいんだ
唯ただ一ひとつの受うけ皿ざらになって
どこでも駆かけつけるから頼たよりにしてよ
あの広ひろい空そらのような
心こころになれたなら
僕ぼくに泣ないてくれるかな