履き慣れてない靴のままで 歌詞 上田麗奈 ふりがな付

爪先立つまさきだちのたった数すうセンチでも変かわるって知しっているのに
靴くつが捩よじれてしまうのが気きになって見みようともしないでいた
形かたちばかりに偏かたよってしまっていて履はけなくなってしまうまで
行いきたい場所ばしょを見みつけられないようにしてたのかも

何なにを大切たいせつに想おもっていたいのかで
立たち止どまることもわかってきたよ

だからね、もうすこし自由じゆうに踊おどってみよう
自分じぶんの周まわりを見渡みわたしたら
使つかい道みちのなかったクレヨンの色いろに気付きづいたりして
今度こんどはちゃんと踵かかとを上あげて 少すこし遠とおくを見みたいな
なんだか素敵すてきな おもいつき

手てに取とってみても表紙ひょうしさえ開ひらかないで棚たなに戻もどしてしまってた
文庫ぶんこサイズの小説しょうせつのタイトルを今いまでも覚おぼえてる
読よんでしまうと止とめられなくなるような内容ないようかもしれないし
思おもいも寄よらない嫌いやな気持きもちになってしまってたかも

選えらばなかったことだってきっと
今日きょうをつくってるとわかってきたよ

だからね、もっともっと自由じゆうに踊おどってみよう
風見鶏かざみどりのようにクルクルと
見みようともしなかった風景ふうけいに出会であってみてもいいんじゃない?
消去法しょうきょほうじゃなくって好奇心こうきしんから世界せかいを覗のぞいてみたいな
あの日ひにほんとは 胸むねに浮うかんでた おもいつき