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中毒性抜群!可愛くて予測不可能な「ぬるぺた」の世界
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キュートなキャラクターとマッドなギャグセンス、不穏で謎めく世界がクセになるショートアニメ『ぬるぺた』。
アニメは2019年10月からチバテレビとAT-Xで放送、ニコニコ動画などで配信中です。
天才発明家の小学生・ぬると彼女が作った姉ロボ・ぺたロボが中心のオリジナル作品となっています。
原案は『ノラと皇女と野良猫ハート』のアニメとゲームを手掛けた、はと。
キャラクター原案は漫画『ささやくように恋を唄う』の作者・竹嶋えくが担当しています。
事前情報では、妹・ぬると姉ロボ・ぺたが繰り広げる姉妹ドタバタコメディと表記されていますが、物語中盤からシリアスな展開に。
怒涛の衝撃展開が次々起きて毎回見逃せません。
ブログで感想や考察記事を書くファンもいるほど、ストーリーも奥深いです。
6分間に病みつきになる魅力がぎゅっと詰まっています。
世話焼きロボットのぺたロボと物語に隠されたギミック!
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主人公・ぬるは学校に行きたがらない小学生。
彼女は複雑なプログラミングや大人顔負けの数式を説明できるほどの天才理系少女なのです。
ある日、彼女は失った姉・ぺたねぇにもう一度会おうと姉型ロボット製造を試みます。
仕上げに姉の感触に近い縫いぐるみを機械に入れ、完成したのは....大きくてふわふわなロボット!
ここからぬるとぺたロボとのドタバタした日常が始まります。
開始早々『鋼の錬金術師』第1話の人体錬成風の展開でドキドキ。
その膨らんだ期待感をいい意味で裏切ってくれる斬新なトンデモ展開が面白いです。
6話以前は6分に凝縮されたハイセンスなギャグと癒しが満載。
感動的な回や前後編のエピソードもあって視聴者を飽きさせない工夫が施されています。
特にインパクトが強いのは、ぺたロボ。
ぬるを無理やり学校へ連れて行こうとしたり、禍々しい手作りチャーハンを食べさせたりと度を超した世話焼き。
逃げれば必ずどこからともなく捕まえに現れる、狂気をはらんだキャラクターです。
ぬるの好きな理数系の話題に耳を傾けるなど優しい一面も持っています。
まさに最強のお姉ちゃんロボ。
癒し系スーパーロボット・ベイマックスさながらの包容力と強さは圧巻です。
ところが7話から物語は急展開。
謎のモンスター・バグが街を破壊し、ぬるとぺたねぇはバグと戦うことに。
果たしてバグとは一体何なのか?
襲撃後、一夜で修復されたこの町は何なのか?
様々な謎や不穏な衝撃展開で終わり、Twitterではストーリー構成力の高さに賞賛の声や毎週続きが気になると高評価。
どんな結末を迎えるのか目が離せません。
ニコニコ動画やAbemaTVで気軽に見られますので、是非1話からご覧くださいね。
可愛くてカオスな姉妹のキャストにも注目!
今作は基本的にぬるとぺたの姉妹だけで物語が進んでいきます。テンポのいい姉妹の掛け合い、ハイセンスなギャグは見ていて飽きません。
ぬるは大好きな数学や幾何学の話をすると目を輝かせる姿がとても愛らしく、守ってあげたくなる魅力満載。
世話焼きなぺたロボを大切な姉として認めるところも彼女のいいところです。
ぬる役の声優は和氣あず未。
小さな女の子を演じるのが夢だったと『ぬるぺた』のイベントで語ったほど、今回のぬる役への熱意の強さがうかがえます。
彼女が演じるキュートで表情豊かなぬるに注目です!
世話焼きで天然系お姉ちゃん・ぺたねぇとぺたロボを演じる声優は上田麗奈。
『SSSS.GRIDMAN』の新条アカネの表裏のある美少女や『私に天使が舞い降りた』の星野みやこなど個性派で優しいお姉さん役を演じた経験がある彼女は、ぺたロボも板に付いていて魅力的です。
「ぬ~る~!」のパワフルで可愛い呼び声が耳に残るぺたロボ。
変形に巨大ハンマーでバグと戦うなどスーパーロボット級に大活躍。
見ていて楽しい彼女から目が離せません。
また、6話で登場したかき氷屋の女の子・かき(cv.山本真綺)は、ぬるの初めての友達です。
しかし、7話から10話まで出番なし。
OP映像では彼女だけが紙人形で表現されています。
Twitterでは彼女の再登場を望むツイートや正体が気になると話題になっています。
ミステリアスで先の見えないドキドキ感がいっぱい詰まった後半戦。
物語がどんな結末を迎えるのか楽しみですね。
早送りしたくない!キュートでポップなOP
主題歌『#NULL!*Peta』を歌うのは、ぬる(cv.和氣あず未)ぺた(cv.上田麗奈)。
ゲーム風のピコピコ音とふたりのキュートな歌声がベストマッチした楽しい楽曲です。
作詞は『ご注文はうさぎですか?』1期ED『ぽっぴんジャンプ』や『だがしかし』1期ED『Hey!カロリーQueen』など可愛さを押し出した楽しい楽曲を手がけた、やしきん。
作曲は『多田君は恋をしない』のED『ラブソング』の編曲を担当したピアニスト・岸田勇気が担当しています。
ポップなデジタルサウンドが聴く人を楽しい気持ちにさせ、ぬるの弾けるような歌声とぺたの温かく優しい歌声が元気と癒しをくれるようです。
ふたりの個性的な歌声が心地よく、何回も聴きたくなる魅力があります。
歌の中でもぺたねぇはぬるを心配し、優しい口調で学校へ行こうと働きかけます。
そんなぬるは「トポロジー トラース フラクタル」と弾むように幾何学用語を歌に乗せ、自分の世界へと誘います。
OP映像では幾何学用語が変身の呪文のような演出で使われており、ニコニコ動画のコメントでも「ここが好き」「可愛い」と好評です。
スーパーファミコン風のSDキャラに早変わりしたふたりは、ゲーム世界を縦横無尽にエンジョイ!
ふたりの関係性が歌と映像からよく見えてきます。
気球に乗ったぬるは「数式の波」のフレーズとともにやってくる物理・科学の数式に大喜び。
さらにぺたロボのお弁当に喜ぶぬるですが、出てきたのは、特製暗黒チャーハン。
ぬるを絶望の淵へたたき落とすのです。
ラストは劇画タッチで描かれた暗黒チャーハンに恐れおののくぬるの顔が狂気じみていて、インパクト絶大。
映像を見るだけで『ぬるぺた』の世界観が分かるようになっているのが魅力的ですね。
聴いててクセになる主題歌となっています。
キュートなオープニングは、毎回飛ばさず見たくなるほど楽しい雰囲気であふれています。
姉妹と一緒にゲームの中で暴れ回れ!
2020年1月にアニメBlu-rayとゲームのセット発売が予定されている『ぬるぺた』。
ゲームはぺたねぇやぺたロボを操り、ぬると連携をとりながらバグを倒すスクロールアクションゲームとなっています。
多彩な武器に混じってぺたねぇの暗黒チャーハンも登場予定。
ハチャメチャで楽しいゲームになりそうな予感がしますね。
隠し要素を発見すると、ぬるとぺたの可愛いスチル画像や姉妹の楽しい会話を見ることもできるそうですよ。
TVアニメ同梱プレミアム版にはTVアニメ全話に加え、ここでしか見られないOVAや設定資料集、サウンドトラックCDなどが封入。
これひとつあれば『ぬるぺた』の世界にどっぷり浸れますよ。
キャラクターの個性、演出、構成、ストーリー展開、どれをとっても秀逸なショートアニメ『ぬるぺた』。
ぬる達の可愛い世界にどんな秘密が隠されているのか、最後の最後まで見逃せません。
ハチャメチャなギャグと謎めく世界観を是非堪能してくださいね。
最新情報はこちらから
▷ぬるぺた公式サイト
▷Steamぬるぺた公式サイト
▷ぬるぺた公式Twitterアカウント
TEXT Asakura Mika