パズル 歌詞 成田昭次 ふりがな付

鋭するどいナイフのように
あの頃ころの俺おれたちは
世界せかい中じゅうを睨にらみつけ
怖こわいもの知しらずだった

夢ゆめを語かたり合あった夜よる
共ともに涙なみだした夜よる
傷きずつけあった夜よるさえ
いつも一緒いっしょだったよな

あれから時ときは過すぎたけど
砕くだけ散ちった夢ゆめのかけら
もう一度いちど見みつけに ゆこう

なくしたパズルのピースが
今いまごろ出でてきた
色褪いろあせて誇ほこりかぶって
不恰好ぶかっこうで 頼たよりない

そのピースをはめてみたら
あの頃ころの俺おれたちが
照てれながら でも誇ほこらしく
笑わらっていたよ
不思議ふしぎなくらい馴染なじんで
俺おれたちだけのパズルになったんだ

時ときに誰だれかを裏切うらぎり
悲かなしませたこともある
友ともが差さし伸のべてくれた手て
振ふり払はらったこともある

こんな俺おれたちでもずっと
支ささえてくれた人ひと達たちが
いたから未来みらいへ歩あるけんだ

なくしたパズルのピースが
今いまごろ出でてきた
色褪いろあせて埃ほこりかぶって
不恰好ぶかっこうで頼たよりない

そのピースをはめてみたら
あの頃ころの俺おれたちが
照てれながらでも誇ほこらしく
笑わらっていたよ
不思議ふしぎなくらい馴染なじんで
俺おれたちだけのパズルになったんだ

俺おれたちだけのパズルになったんだ