えんぴつ 歌詞 ハナフサマユ ふりがな付

どれくらい削けずればいい?
鋭するどく尖とがってゆくだけなのに
そう人生じんせいは無理難題むりなんだいばかりを揃そろえて待まち構かまえている
小学生しょうがくせいでもらったあの鉛筆えんぴつはあとどれくらい
残のこっているんだろうか?ずいぶん雑ざつになったな

喧嘩けんかして怒おこられて甘あまさを知しりたくてつい
イキがって「もうこれ以上いじょうは」って 線せんを引ひかれたけど

いつまでもいつまでも果はてしない夢ゆめを見みよう
僕ぼくらのいるこの場所ばしょはスタートに過すぎないんだから
いつまでもいつまでも削けずれてゆくだけじゃナンセンス
散ちらばったカギ集あつめて一ひとつ一ひとつ扉とびらを開あけてく

名前なまえが刻きざまれたえんじ色いろした六角形ろっかくけいを
転ころがして解答かいとうを託たくしてミスをしたっけな

子供こどもでいたかった いいことだけじゃないのに
大人おとなになりきれないから明日あしたを探さがしてる

いつまでもいつまでも果はてしない夢ゆめを見みよう
僕ぼくらがいたあの場所ばしょは不確ふたしかなまやかしだから
いつの日ひもいつの日ひも削けずられて覗のぞく芯しんを
握にぎった手紙てがみ返事へんじはまだ書かけない 時ときが来くるまで

削けずれていく形かたちさえもなくなる日ひがくるかも
それでもそれでも今いましかない夢ゆめを見みてる

いつまでもいつまでも果はてしない夢ゆめを見みよう
僕ぼくらのいるこの場所ばしょは永遠えいえんに続つづかないから
いつの日ひもいつの日ひも削けずれてゆく中なかで深ふかく
息いきをしてまた集あつめて 一ひとつ一ひとつ扉とびらを開あけてく
時ときが来くるまで