橋を越えれば 歌詞 Absolute area ふりがな付

この橋はしを一ひとつ越こえれば
君きみに会あえた あの頃ころを
たまに思おもい返かえすよ
昨日きのうやったワードウルフの
僕ぼくのお題だいのワードが「初はじめてのキス」
だったからかな

君きみもまだこの街まちで暮くらしているのかな
僕ぼくはあれから随分ずいぶん変かわってしまったと思おもう
君きみはどうかな

今いまも記憶きおくの片隅かたすみに君きみがいて
思おもい出だすだけで少すこし胸むねに火ひが灯ともる
そんな魔法まほうを君きみは僕ぼくの
人生じんせいにかけてくれたね
だからきっと僕ぼくは
大丈夫だいじょうぶだよ
きっと 大丈夫だいじょうぶだよ

この橋はしが架かかる川沿かわぞいには
いつも無人むじんのボートが
夜よるの波なみに揺ゆられていて
君きみと2人ふたりで忍しのび込こんで
未来みらいの話はなしをするんだ
眩まぶしい朝あさが来くるまで

でもこれは僕ぼくが見みた いつかの夢ゆめの話はなし
このことはまだ君きみにも話はなしてはいないよ
きっとこの先さきも

今いまも記憶きおくの片隅かたすみに僕ぼくがいて
思おもい出だすだけで胸むねの奥おくが痒かゆくなる
そんな魔法まほうを僕ぼくは君きみにかけたかな
だとしたら今いますぐにでも解とけて欲ほしい
そう言いうのかな
君きみは そう言いうのかな

君きみが僕ぼくに謝あやまることは
一ひとつもありはしないよ
僕ぼくが君きみにかける言葉ことば
それもきっと今いまはないよ
君きみが僕ぼくにくれたものは
僕ぼくを僕ぼくたらしめるもの
だからずっと抱だきしめるよ
胸むねの中なかであの日ひの君きみを

この橋はしを一ひとつ越こえれば
君きみに会あえたあの頃ころはもう戻もどらないけど
この川かわに浮うかぶ無人むじんのボートに
あの日ひ乗のせた夢ゆめがまだ静しずかに揺ゆれている