吐息といきも 色付いろづく
極彩ごくさいの密林みつりんで
花陰はなかげ かげろう幻まぼろし
敵てきか味方みかたか
心こころ纏まとう
迷彩めいさい色しょく
またわたし
迷まよい込こんでゆく
猿さるのように嗤わらい
蛇へびのように黙だまり
ただ原始げんしを恋こい
月下げっかに 沈しずんだ
底無そこなしの暗黒あんこくで
出会であった 同士どうしは
どちらも捕食ほしょくと餌食えじき
すでに優やさしき追憶ついおくよ
まだ見みぬ君きみとの未来みらいは
捧ささげ合あうもの
見みつめてきた
自分じぶんだけを
孤独こどくさえ
磨みがき尖とがらせて
果実かじつなら爆はぜる
泉いずみなら満みちる
この肉体からだのなか
戻もどれる 故郷こきょうが
あるならどの世界せかいで
生うまれる 時代じだいが
いつなら幸運こううんなのか
時ときは華はなやぐ葬列そうれつよ
まだ見みぬ君きみと繰くり返かえす
もっと
生いき残のこれ
眠ねむらぬ 摩天楼まてんろう
ヒトの棲すむ密林みつりんは
この星ほし 最後さいごの
本能ほんのうが目覚めざめる場所ばしょ
だけど殺ころし合あうことなく
まだ見みぬ君きみと愛あいし合あえる
ここで
応答おうとうせよ
吐息toikiもmo 色付iroduくku
極彩gokusaiのno密林mitsurinでde
花陰hanakage かげろうkagerou幻maboroshi
敵tekiかka味方mikataかka
心kokoro纏matoうu
迷彩meisai色syoku
またわたしmatawatashi
迷mayoいi込koんでゆくndeyuku
猿saruのようにnoyouni嗤waraいi
蛇hebiのようにnoyouni黙damaりri
ただtada原始genshiをwo恋koいi
月下gekkaにni 沈shizuんだnda
底無sokonaしのshino暗黒ankokuでde
出会deaったtta 同士doushiはha
どちらもdochiramo捕食hosyokuとto餌食ejiki
すでにsudeni優yasaしきshiki追憶tsuiokuよyo
まだmada見miぬnu君kimiとのtono未来miraiはha
捧sasaげge合aうものumono
見miつめてきたtsumetekita
自分jibunだけをdakewo
孤独kodokuさえsae
磨migaきki尖togaらせてrasete
果実kajitsuならnara爆haぜるzeru
泉izumiならnara満miちるchiru
このkono肉体karadaのなかnonaka
戻modoれるreru 故郷kokyouがga
あるならどのarunaradono世界sekaiでde
生uまれるmareru 時代jidaiがga
いつならitsunara幸運kouunなのかnanoka
時tokiはha華hanaやぐyagu葬列souretsuよyo
まだmada見miぬnu君kimiとto繰kuりri返kaeすsu
もっとmotto
生iきki残nokoれre
眠nemuらぬranu 摩天楼matenrou
ヒトhitoのno棲suむmu密林mitsurinはha
このkono星hoshi 最後saigoのno
本能honnouがga目覚mezaめるmeru場所basyo
だけどdakedo殺koroしshi合aうことなくukotonaku
まだmada見miぬnu君kimiとto愛aiしshi合aえるeru
ここでkokode
応答outouせよseyo