盛さかる青空あおぞら 寄よせる小波こなみ
君きみを目めがけて こぼれる太陽たいよう
やがて色いろづく 紅葉こうようを揺ゆらし
ほてった頬ほほを 撫なでる 風かぜよ
佇たたずむ 間あいだに
季節きせつは 巡めぐって
またひとつ石段いしだんをのぼる
美うまし 国くにを
造つくりたもうた 神々かみがみたち
どんな 未来さきを
見みつめ添そえた 四よっつの印しるし
春はると 夏なつと
秋あきと そして冬ふゆの
六花りっかを溶とかす 手てのぬくもりを
つなげて渡わたる 凍こおる 闇やみも
誰だれもが 消きえても
残のこって ゆくもの
そこにある いつまでも永遠えいえんに
美うまし 国くにで
生せいを授さずかった わたしたち
どんな いまを
紡つむぎ刻きざむ 恵めぐみの中なかで
夏なつの 秋あきの
冬ふゆの やがて春はるの
芽吹めぶくほほえみ ほころぶ莟つぼみ
かそけき命いのち 包つつむように
始はじまりの季きをくりかえし
盛sakaるru青空aozora 寄yoせるseru小波konami
君kimiをwo目meがけてgakete こぼれるkoboreru太陽taiyou
やがてyagate色iroづくduku 紅葉kouyouをwo揺yuらしrashi
ほてったhotetta頬hohoをwo 撫naでるderu 風kazeよyo
佇tatazuむmu 間aidaにni
季節kisetsuはha 巡meguってtte
またひとつmatahitotsu石段ishidanをのぼるwonoboru
美umaしshi 国kuniをwo
造tsukuりたもうたritamouta 神々kamigamiたちtachi
どんなdonna 未来sakiをwo
見miつめtsume添soえたeta 四yoxtuつのtsuno印shirushi
春haruとto 夏natsuとto
秋akiとto そしてsoshite冬fuyuのno
六花rikkaをwo溶toかすkasu 手teのぬくもりをnonukumoriwo
つなげてtsunagete渡wataるru 凍kooるru 闇yamiもmo
誰dareもがmoga 消kiえてもetemo
残nokoってtte ゆくものyukumono
そこにあるsokoniaru いつまでもitsumademo永遠eienにni
美umaしshi 国kuniでde
生seiをwo授sazuかったkatta わたしたちwatashitachi
どんなdonna いまをimawo
紡tsumuぎgi刻kizaむmu 恵meguみのmino中nakaでde
夏natsuのno 秋akiのno
冬fuyuのno やがてyagate春haruのno
芽吹mebuくほほえみkuhohoemi ほころぶhokorobu莟tsubomi
かそけきkasokeki命inochi 包tsutsuむようにmuyouni
始hajiまりのmarino季kiをくりかえしwokurikaeshi