Purely Magic Hour 歌詞 中島由貴 ふりがな付

振ふり向むいたら橙だいだいがビルの隙間すきま消きえていきそう
静しずかな挨拶あいさつ
目めを細ほそめ駅えきへと歩あるき出だした
トートバッグをそっと持もち直なおして

帰かえりの電車でんしゃ内ない控ひかえめ音量おんりょうイヤホン
妙みょうに沁しみて困こまるな
今日きょうのバラード

笑わらい合あった数かず覚おぼえてないけど
灯ともり始はじめた街灯ひのようにまたひとつ
ほら照てらされているよハート
なんでもない日ひがくれた贈おくり物もの
ほんのちょっと響ひびいてるセンチメント
鈍行どんこうみたいに太陽たいようがゆっくり欠かけて
車窓しゃそう切きり取とった街まち
Purely Magic Hour
なんて綺麗きれいなんだろう

一いち年ねん後ごにぼんやりと振ふり返かえれば
並ならんだスイーツは忘わすれてるかも
でも君きみと過すごしたって出来でき事ごとは鮮明せんめいで消きえない
この歌うたみたいだ
今日きょうのバラード

過すぎ去さってしまうから掛かけ替がえない
教おしえるように世界せかいが色変いろかえてく
ありふれて壮大そうだいな
Purely Magic Hour
夢ゆめのようなひととき

また当あたり前まえの顔かおして夜よが明あけて
眩まぶしいほどにぎゅっと抱いだくんだこの日々ひびを
そう思おもえたなら
今いまひとり聴きくメロディーも
希望きぼうのバラード

ほんのちょっと響ひびいてるセンチメント
鈍行どんこうみたいに太陽たいようがゆっくり欠かけて
車窓しゃそう切きり取とった街まち
Purely Magic Hour
なんて綺麗きれいなんだろう
空そらは、もうすぐ未来みらいへ