潮風を結う 歌詞 春瀬烈 ふりがな付

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よみ:しおかぜをゆう

潮風を結う 歌詞

春瀬烈

2023.4.14 リリース
作詞
春瀬烈
作曲
春瀬烈
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腕うでにそっと触ふれていた。
長ながい睫毛まつげの影かげを、私わたしは夏なつの影かげに準なぞらえた。
じっとりと汗あせをかいていた。
あなたのこの木きの舟ふねを、この海うみに離はなすのだ。

夏なつが終おわる度たびに、あなたを忘わすれぬようにと努つとめるんだろう。

あなたは、いつも夏なつの匂においがした。
きっと私わたしの特別とくべつをあなたは、携たずさえているんだろう。
あなたのはしゃぎ方かたは海うみを知しらない。
この先さきの日々ひびも苦くるしむのなら、
共ともに背負せおうことをあなたとしたいんだ。
それを幸しあわせと呼よぶ愚おろかさを許ゆるしてほしいんだ。

あの漣さざなみに倣ならった軽かろやかに踊おどるような、
あなたを強つよく、強つよく覚おぼえている。
体からだが許ゆるせるほどの空気くうきを吸すい込こんでも、
息いきが苦くるしいんだ。

夏なつを一人ひとり偲しのぶ。
このまま海うみに溶とけてしまえたらな。

華はなやいだ声こえが遠とおく響ひびくことは、
悠久ゆうきゅうを望のぞむ儚はかなさだ
左手ひだりてに添そえた向日葵ひまわりの色いろは、
おもしろうてやがてかなしき黄色きいろ。

きっと遺のこされたこの悲かなしみは、
生うまれ育そだててきた幸しあわせと同おなじなんだろう。
あなたの袖そでを濡ぬらす、私わたしの弱よわさ。

夏なつの匂においが遠とおざかるまで、ずっと
遠とおく、遠とおくを見続みつづけては潮風しおかぜを結ゆう。
日成ひならず朽くちる舟ふねよ、漁火いさりびを越こせ。
この先さきも探さがし続つづけることに、
どうか忘わすれてほしいなんて言いわないで。
日々ひびをそう尽つくすような愚おろかさを、許ゆるしてほしいんだ。

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曲名:潮風を結う 歌手:春瀬烈