劣等感 歌詞 山本彩 ふりがな付

あの子こにあって、私わたしにないものは
一体いったい何個なんこあるんだろう
TVに映うつる人ひと、すれ違ちがう人ひとを見みては比くらべている

自己愛じこあいなど縁えんがない
特技とくぎと言いえば自己否定じこひていくらい

これじゃダメこれじゃダメ
囁ささやくのは私わたしか、雲くもの上うえ見下みおろしてる誰だれか
これでいい、これでいい
そう呪文じゅもんを唱となえていないと劣等感れっとうかんに殺ころされる

私わたしの目めは他人たにんのモノがやたら綺麗きれいに映うつる
まるでアプリで加工かこうしたみたいに
満みたされない、選えらばれない、越こえられない
報むくわれない、才能さいのうない
所詮しょせん、自分じぶんはって固定こてい観念かんねん
そのフィルターの裏うら見みえないのに

優ゆうか劣れつかの判断はんだん
なんてただの自己満足じこまんぞく

愛あいしたい 愛あいせない
羨うらやんでは苦くるしむくせに その度たび血ちを滾たぎらせる
愛あいせない 愛あいしたい
あぁ、ムカつく程ほどに今日きょうも劣等感れっとうかんに生いかされる